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通信・ネットワーク / エネルギー・環境

対応車種をひろげる7kW非接触EV充電装置を開発
〜17cmの距離で電力伝送可能〜

2014年3月

概要

当社は、充電コネクタ着脱が面倒なプラグインハイブリッド自動車(PHEV)や電気自動車(EV)の有線充電に代え、簡単で安全に充電できる非接触EV充電装置を開発しました。17cm離れた送受電装置間を無線で電力伝送できるので、車高が高いワゴン車種にも対応します。EVに搭載された二次電池制御装置との連携動作で、7kW非接触充電を確認しました。国内で主流の3kW級有線車載充電器に比べ、半分の時間で充電できます。また、送電装置と受電装置のコイルの左右位置ずれ許容範囲は25cmです。他社同等システムの許容範囲15cmに比べ、駐車時の位置合わせの負担を軽減できます。

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開発の背景

家庭やオフィスの駐車スペースで、PHEVやEVの充電用ケーブルを電源コンセントに接続する作業が煩わしいと指摘されています。EVやPHEVの更なる普及のためにも、充電作業の煩わしさを感じさせない無線電力伝送を用いた非接触充電への期待が高まっています。

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7kW非接触EV充電装置

そこで、当社は、従来の無線電力伝送で主流の電磁誘導方式に代え、より伝送距離の長い磁気共鳴方式を採用して、7kW非接触EV充電装置を開発しました。 EVに搭載された二次電池制御装置との連携動作で、二次電池の7kW非接触充電を確認しました。地上に置いた大きさ60×40cmの送電コイルから、自動車の底部に搭載した同サイズの受電コイルまでの距離は17cmなので、ワゴン車種にも適用可能です。無線LANを用いて送電装置と受電装置を制御し、二次電池の充電状態の変化に応じて最適な充電電圧を選択し、電力伝送効率をほぼ一定に保持します。そのため、送電コイルと受電コイルの位置が自動車の左右方向に25cmずれても、高い電力伝送効率が得られます。

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今後の展望

2014年度より実証試験を開始する予定です。また、送電電力を増強し、EVバスなどへの応用を図ります。さらに、非接触充電の普及促進のため、国際標準化や法制化の活動にも積極的に参加していきます。


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