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情報通信プラットフォーム

設計シミュレーション実行結果を分析し、SSDの設計を最適化するプラットフォームを開発

2015年6月

概要

当社は、多様なSSD(注)の設計シミュレーションの実行結果を分析し、SSDの設計を最適化するプラットフォームを開発し、最適化に要する作業量を削減しました。本技術の詳細は、サンフランシスコで開催される国際会議「Design Automation Conference(DAC)」にて、6月8日17時45分(現地時間)に発表します。

開発の背景や市場動向

NAND型フラッシュメモリの記憶密度の向上にともない、PCだけでなくデータセンターなどにもSSDの用途は広がっています。一方で、容量、性能、消費電力や信頼性など要求仕様の多様化に伴い、SSDの設計は複雑化しています。これにより、SSDの開発における設計パラメータの組合せが膨大となり、従来の手法に基づく設計の最適化では対応が困難となりつつあります。このため、SSDの設計パラメータの組合せの中から、要求を満たす最適解を効率良く探索する技術の開発が望まれています。

本技術の特徴

そこで当社は、多様なSSDの設計シミュレーションが可能なソフトウェア「ArcHunter™」と、シミュレーション実行結果を一括して効率的に分析するソフトウェア「Polyspector™」を融合させたSSDの設計を最適化するプラットフォームを開発しました。これにより、多種多様なSSDの設計シミュレーションモデルを容易に構築できるほか、膨大なシミュレーション結果を一括して分析することで、設計パラメータの最適な組合せを効率よく探索することができます。特に、これまで人手に頼っていたSSDの設計シミュレーションモデルの開発とシミュレーション実行結果の分析に対して、SSDの開発向け汎用化したソフトウェアを活用することで、最適化に要する作業量の削減を実現しました。

大量のパラメータを組み合わせたシミュレーション結果を一括して分析し、最適な組合せの探索することが可能

今後の展望・予定・目標

今後は、SSDと同様に設計パラメータの最適化を必要とするストレージシステムへの適用を目指して研究開発を進めてまいります。

(注)Solid State Drive。NANDフラッシュメモリなどの半導体メモリを用いた記憶装置。


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