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川北紘一VSレグザブルーレイ

写真:川北紘一

川北監督プロフィール

1942年12月5日 東京生まれ。
東宝株式会社へ入社。特殊技術課。特殊撮影係を経て、円谷英二特技監督などに師事。
1972年 TV特撮番組「ウルトラマンA」で特撮を初演出。以降「流星人間ゾーン」「ウルトラマン80」なども手がける。
1976年 「大空のサムライ」で劇場映画を初演出。以降「さよならジュピター」(1984年)、「ガンヘッド」(1989年)を演出。
1989年 「ゴジラvsビオランテ」で特撮を担当。以降「ゴジラvsデストライア」までのゴジラシリーズと「モスラ」「モスラ2」までの特技監督を務める。
2003年 株式会社ドリーム・プラネット・ジャパンを設立。TV東京「超星神シリーズ」の特撮演出を担当(2004年〜2006年)
2006年 正月映画「超星艦隊セイザーX〜戦え!星の戦士たち」の特撮演出を担当。著書「特撮魂」、「平成ゴジラ クロニクル」(監修)が好評発売中。

■「昔はビデオを2台つないでダビングしていたよ」

写真:川北監督イメージ

----監督の家に最初にビデオデッキが入ったのはいつ頃ですか?

川北昭和50年代だったかな。えらいテープが高かったよね。エアチェックしたものをスタッフに参考に見せるために仕事でも使ったし、スタッフルームにも置いておいた。でももっと前は、こういう録画機器がなかったんで、ブラウン管の画面を8ミリカメラで撮影してね、それを見て参考にしたりした。その後だよね、家庭用のが出てきたのは。そのうちコマーシャルやるようになって、アニメーションの番組なんかでもね、あのシーンどうだったかなとディテールを見直したりするのに重宝したよ。最初の東宝のゴジラのビデオソフトは1本25,000円もしたんだよね。

----自宅ではβですか

川北そう。われわれ撮影所にいたんで、映像関係の人はβが主で、キャメラマンはみんなそう。ソフトを共有していたからね。

----どんな使い方をしていたのですか?

川北家ではドキュメンタリー番組を結構エアチェックしてたんで、参考にしたりした。ビデオテープは2千円以上したのかな。当時はお金がかかったんだよ(笑)。今はそれを考えると素晴らしいよね。当時、編集するのにも時間がかかってね、アナログケーブルでつないで、ダビングしながら必要なシーンをコピーするという手間もかかった。レグザブルーレイなら、これ一台で編集までできるところがすごいなと思うよ。でもこういうレコーダーができたから、ブルーレイのソフトも売れないのかな。高画質で録画できるからね。エアチェックでも十分きれいだよね。

----自宅でもビデオデッキを2台使っていたのですか

川北そう。最初買った機種が二カ国語が録れなくて、録れるやつを買い足した。そのうちレーザーディスクが出て、それも買った。今では、テープで録っていた番組はDVDにダビングして捨てたんだけど、レーザーディスクはジャケットがいいんでとってある(笑)。

----監督の「さよならジュピター」は、劇場公開と同時にビデオテープが発売されたんですよね。映画を見てそのままビデオソフトも買って帰れるという試験的な発売で話題になってました。

川北そうだっけ?(笑)。あれは、東宝独自の資金でやったんではなくて、いろんな会社との制作委員会方式の初期の作品だったんで、できたのかもしれないね。

----監督のゴジラ作品はテープとレーザーディスクで最初は発売されていた感じですよね?

川北そう。特典まわりは、チョコチョコと口出ししたよ。

----DVDができたときに、DVDならビデオテープでできなかったこんなことができますよっていう業界啓蒙のためのデモディスクを東芝で作ったんですが、監督の「ゴジラVSメカゴジラ」も一部使わせていただいてました。そのDVDを監督のところにデモで持っていったものがあるんですけど、覚えてますか?

川北あー、これね、覚えてる。

----5.1chとスクイーズができるということで。DVDのデモに迫力があるゴジラとメカゴジラの戦闘シーンが選ばれたみたいです。やはり新しいメディアに対して、ゴジラシリーズはすぐにソフトになりますよね。

川北アメリカでもゴジラは評判だからね。今でもテレビのペイチャンネルでやってるんだよね。ハリウッドの映画人もゴジラを知ってるし、ファンも多いしね。新しいメディアの立ち上げには絶好のコンテンツなんじゃないかな

写真:川北監督イメージ

■「レグザブルーレイならDVDも高画質で見れるよね」

写真:川北監督イメージ

----家ではホームシアターで見られてるんですか?

川北そう。だいぶん前の50インチプラズマテレビとプロジェクターを併用して、音声は5.1chサラウンドにしている。そこにレグザブルーレイRD-X10をつないでいる感じ。RDの機能の多さはすごいなと思うよ。使いこなさないといけないんだけど、なかなか勉強不足でね。笑。

----実際にフィルムで撮影しているじゃないですか。それがハイビジョンのパッケージソフトになって、作り手としてブルーレイの画質というのはどうですか?

川北フィルムは人間臭くて、いつも同じじゃないのよ。日にちが変わると、現像が変わるし、バラつきがあったりして。ただ、そういう、人がタイミングしたり、調整したりするんだけど。このレグザブルーレイのいいところは、フィルムの質感に近いところ。そこら辺がいいんじゃないですかね。映像関係のプロの人が使ってる率も高い。

----事務所にもレグザとレグザブルーレイを置いていただいてますね。

川北そう。会社の人とか映像関係の人と機器の話しとかもするしね。これは凄いねとか、みんな見ていくよね。ディアゴスティーニの東宝特撮映画シリーズのDVDなんかもキレイに見られるしね。昔のDVDプレーヤーよりも全然キレイだね。

----「レゾリューションプラスXDE」という超解像技術を採用した高画質化機能がついているので、従来のDVDでもブルーレイに近い感じで見せてくれるようになってるんですよ。

----BDとDVDを比較してご覧になったりしますか?

川北するけど、そんなにはね。特に僕の映画の場合は、画質をそんなに追求する作品ではないからね。

----普段はどういった作品をご覧になってますか?

川北ハイビジョン放送を録画した「スター・ウォーズ」はすごいよね。絵もいいけど、やっぱり音だよね。音は回ったりしないといけないから、音と絵と一体に、音像一体に迫ってくるようにならないとね。

----自分の作品はどうですか。

川北結構、粒子が出ちゃうよね。DVDでは見られなかった粒子がBDでは出ちゃうね。画質がいいと、みんなバレちゃうよね。人間の目ってよくできていて、映画館で見るとね、分からないんだよね。我々は、ハイビジョンでの撮影だと、画質を落してフィルムベースに、16ミリくらいに落して、ザラつき感を出すんだよね。わざと。でもこれって、もとの高画質があるからできるんだよね。そう考えると今は贅沢だよね。

----元さえキレイにとっておけばね。

川北そうそう。昔、超合金のCMとか、35ミリのフィルムを回して撮っていたからね。みんな今はデジタルのビデオ撮りだからね。

----今年の正月に店頭で流れたレグザブルーレイ用の実物大ガンダム・3Dデモディスクを監督に撮っていただきましたけど、以前、3Dのゴジラもやられてたんですよね?

川北そう。それはサンリオのピューロランドに3Dのシアターがあって、ゴジラを主役にした映画を作ろうってなって、70ミリで上映したんだけど、大きいキャメラを使って撮影したんで大変だった。東芝さんでやらせてもらったガンダムに関しては、高画質で、久しぶりに3D映像をやって、最近の技術はすごいと思ったね。

----実際に撮ったガンダムはどうでしたか?

川北あの巨大感、18メートルある中で、自由自在にキャメラ展開ができるかと思ったら、意外と大変で。3D効果は圧倒的な存在感を見せるというのはあるけど、映画以外の別な使い方も3Dはあると思うんだよね。手術のシミュレーションとかね。

写真:川北監督イメージ

■「映像業界はレグザやRDを使っている人が多いよ」

写真:川北監督イメージ

----みなさん業界の人は東芝のRDシリーズを使っている人が多いって聞きますね。

川北みんなね、勉強して、東芝の使ってるんだよね。テレビもレグザで、組み合わせるとさらにすごいよね。うちのホームシアターにあるプラズマテレビもね、レグザに差し替えてレグザブルーレイと組み合わせないとね。古いから省エネじゃないんだよな。熱はすごいし、早くこっちにしないとな(笑)。

----テープがハードディスクにかわってどうですか?

川北便利だよね。テレビだってハードディスクで録れるし、USBハードディスクだってつなげるし。

----AVCHDカメラで撮影したのもレグザブルーレイに取り込んで編集できます。監督が自伝の「特撮魂」で、円谷さんの撮影したNGフィルムをもらって、つないで、編集の勉強をしたというのを書いていますが、それが素人でも、レグザブルーレイのハードディスクの中でプレイリスト編集を使って何通りもできてしまいます。映像をやっている人や目指している人にとって、そういう編集ができるのが受けているんだと思うんですよね。

川北確かにね。家庭用ビデオカメラでコマ撮りもできるしね。時代は変わってきてるよ。

----録画とかは結構されますか?

川北エアチェックしてもね、見る時間を作るのが大変だよね。

----どういったものを録画しているんですか?

川北世界のドキュメンタリーが多いね。バラエティとかドラマとか、そういうのは一回見てしまうだけ。NHKとかBSとかのドキュメンタリーが面白いね。番組の傾向なんだろうけど、欧州列車の旅とか多いよね。臨場感があるしね。置いとくだけじゃなく、ディスクにどんどん落して、分類して。これも溜まってくるとね、大変。(笑)

----普段は番組表で予約して、見て、保存したいのだけダビングする感じですか?

川北そうそう。でも俺は古いタイプだから、メインはまず新聞の番組欄を見て探してから番組表で予約を入れてる。

----家族はみなさん使ってます?使いこなしてますか?

川北使いこなしているみたいよ、俺だけだな、出来ないのは(笑)。編集ナビ、結構大変なんだよ。家で挑戦してるんだけど。

----テープと違って、フレーム単位でやれるのがメリットですよ。

川北それはいいよね。

----フレーム単位でポチポチやって、すぐに切り取りたい場所を選べる。

川北プレイリスト編集。練習しないと。

DVDもブルーレイディスクも高画質で楽しめる「レゾリューションプラスXDE」 好きなシーンをかんたんに集めて編集できる「ユニティエディット」

  1. レゾリューションプラスXDEイメージ

    ブルーレイディスク、ブルーレイ3Dディスクだけでなく、DVDもよりキレイに楽しめるのが超解像技術を採用したレグザブルーレイの「レゾリューションプラスXDE」。映像をより高精細化することによってDVDソフトをより高画質で楽しむことができます。

  2. ユニティエディット イメージ

    川北監督は新人時代、いらないフィルムをつないで編集の勉強をしていましたが、レグザブルーレイのユニティエディットを使えば、リモコン1つで残したいシーンの頭と最後をフレーム単位でチャプター分割、プレイリスト作成で必要なシーンを自在に集めることができます。プレイリストなら、いくつもバージョン違いを作成してみることも可能です。


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