CELLプラットフォームの能力を最大限に活用し、CELLレグザはさらに超解像技術が進化しました。
オリジナルの入力映像を解析し、仮の「高解像度」の映像を創ります。その映像をオリジナルの入力映像と比較するために解像度を落とし、オリジナルの入力映像を比較し、差分を検出します。その差を反映して精密な補正を行い、より精度の高い映像に近づけ、超解像技術による出力映像が完成します。
従来のテクスチャー部を緻密な映像に復元する再構成型超解像技術に加え、CELLレグザでは「自己合同性」を用いた新技術を採用しています。
エッジ部の周囲の部分から映像信号が近似した箇所を検出し、その画像を重ね合わせて新たな画像を生成することで、より正確で克明な補正を行うことが可能になりました。
*自己合同性による超解像処理は1080P/1080iの映像処理信号に対しては適用されません。
HDMI接続機器からフルHD信号として送られてきた地上デジタル放送の映像などに対しても、接続機器の出力設定を変えることなく、いつでも超解像技術を応用した映像処理を実施します。
番組のジャンル情報やヒストグラム分析により「アニメーション」を検索して、アニメ映像にふさわしい画質調整を行います。 輸郭部周辺のノイズを抑えクリアな映像を再現します。
デジタル規格では1画素ごとに「明るさ情報」と「色情報」を組み合わせて画づくりをしています。
通常のデジタル放送では、演算処理が追いつかないことから色情報の膨大な情報量を明るさ情報の4分の1まで圧縮してデータ送信を行っていました。
CELLプラットフォームが実現した色の超解像技術は、圧縮されて欠落した色情報の信号を2分の1まで復元し、豊かな色彩描写を再現します。細部にいたる緻密な情報量を増やすことで、にじみがちだった輪郭部を鮮鋭に映し、画面全体の精細感を向上させます。
- *色の超解像技術は、地上・BS・110度CSデジタル放送の映像にのみ対応しています。外部入力の映像には対応していません。
今までの次元を遥かに越える情報量の高速演算処理に対応したCELLプラットフォーム。
その卓越した機動力を活かすには、それに見合ったパフォー マンスを持つディスプレイが必要でした。新たにシステムをCELLレグザ専用に新開発(LEDドライバー〈LEDドライブ基板〉及びパッケー ジ〈LED実装基板〉は自社開発)し、双方のデバイスを融合させて相乗効果をもたらすことで、理想の高画質へ飛躍的な前進を果たしました。
広範囲のバックライト輝度調整で表現される漆黒の闇までの広いダイナミックレンジで映像を鮮やかに描写します。液晶ディスプレイ部に採用した「メガLEDバックライトコントロールシステム」のハイコントラストを支えているのは、従来の2.5倍*2に及ぶピーク 輝度(ハイライト部の輝度)です。
ダイナミックレンジを広げつつ、暗部階調性を維持したことで表現の幅が広がり、深い闇の中における眩い光を再現する描写 力を獲得しました。シーンをより際立たせ、今までは映しきれなかった豊かな光の世界を存分に描き出します。さらに画面全体が明るいシーンや明暗差の大きなシーンでは、人間の視覚特性に合わせて輝度を調整する「LEDインテリジェントピーク輝度コントロール」を搭載しています。
- ※1:2009年10月5日現在。デジタルハイビジョン液晶テレビとして。
- ※2:Z8000シリーズとの比較。
階調性に優れた引き締まった黒と、輝く白を再現。圧倒的なコントラストがCELLプラットフォームの高画質処理を際立たせます。CELLレグザでは、ハイコントラストシーンへの適応力を強化し、ダイナミックコントラスト比500万:1*という画期的なスペックを実現しました(旧モデル52ZH7000の場合、ダイナミックコントラスト比は3万:1)。 明るく鮮烈な光と非対称的に暗闇は深く引き締まった漆黒を映し出します。
- ※画面を正面から見た場合の、30%ウィンドウ白信号の画面最大輝度と全黒信号での画面最少輝度の比。
緻密なコントラストを描き出す映像を際立たせるために、ディスプレイの画面を512分割(16×32区分)し、細部のきめ細かな制御が可能になりました。表現できる緻密さが向上することにより、光彩部と陰影部が隣接する輪郭描写においてキレのよい映像表現を実現します。
またCELLプラットフォームによる膨大な演算処理能力を活かし、パネルの明るさを制御する際にバックライトの512分割を上回る2096分割で明るさを検出しています。
同時にヒストグラムによる明るさ分布(黒面積の把握)分析を行い、高い精度での明るさ制御を実現しています。
LEDブロックの点灯に合わせ、映像最適化アルゴリズムで200万画素のフルHD映像の1画素・1画素を最適値にイコライジング。 CELLプラットフォームでの緻密な映像処理とメガLEDパネルの高いポテンシャルによって、CELLレグザの圧倒的な高画質パフォーマンスは実現しています。


液晶テレビでは動きの激しい映像で、残像が現れてしまいがち。CELLレグザは通常1秒間に60コマで構成される映像を2倍の120コマで再現する“倍速”駆動と、画面を分割してバックライトを制御する「Wスキャン倍速」を、効果的に組み合わせ残像を低減しています。なめらかな映像による躍動感が、より迫力のある映像表現を実現しています。
テレビまわりの照明や明るさは刻々と変化しています。しかしその変化に合わせて映像設定を都度、切り替えるのは面倒。CELLレグザは「色温度センサー」 を搭載した「おまかせドンピシャ高画質3」で、環境に合わせた最適な画質へ自動的に調整します。 さらに照明環境だけでなく、画面に映し出される映像信号をリアルタイムに検知し常に最適な明るさで映し出すことで、今まで余分に消費していた電力の効果的な削減を達成しました。映像品質の追求が環境品質の向上につながりエコへの貢献も果たしています。
| 日中の明るいリビングメリハリがあり色鮮やかなリビングの明るさに負けないクッキリとした映像に自動調整。 | 夜の室内灯のリビング繊細な落ち着いた画質で、部屋の明るさに合わせたまぶしすぎない明るさに自動調整。 | 暗いリビング (映画鑑賞)映画にふさわしい色温度と、暗部の緻密な部分まで再現する階調性・自然な色合いに自動調整。 |
「おまかせドンピシャ高画質3」は、色温度から超解像技術・LEDの点灯まで、さまざまな画質調整項目をきめ細かくコントロールします。
1シーンごとにヒストグラムを作成し、映像信号を補正する質感リアライザーがさらに進化。肌の質感の表現力、雪のシーンなどの輝度の高い部分のわずかな白の違いや、暗い画像での黒髪などの質感表現力を高めました。
色階調がフルカラーの24ビットを超える高画質映像に対応。夕焼け空などのグラデーション映像をなめらかに表現します。
映画フィルムの質感を忠実に再現
毎秒24コマで製作された映画フィルム独特の質感を忠実に再現。HDMI入力端子は1080p(60p/24p)にも対応します。お好みに応じてなめらかな動きの「スムーズモード」を選ぶこともできます。
動画色空間規格の国際規格のひとつである「xvYCC」に準拠したx.v.Colorに対応。今まで表現し切れなかった豊富な色彩を忠実に再現します。
※ x.v.Colorはソニー株式会社の登録商標です。
※このページの画像はすべてイメージです。
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