Japan

消費生活用製品安全法に基づく事故報告 2013年度公表

この事故報告は、「東芝グループ製品安全に関する基本方針」により公表するものです。
掲載の内容は、速報段階のものであり、今後の追加情報、調査進展等により変更される可能性があります。
「重大製品事故」とは消費生活用製品安全法に規定された下記の事故です。

  1. 死亡事故
  2. 重傷病事故(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)又は後遺障害事故
  3. 一酸化炭素中毒事故
  4. 火災(消防が火災として確認したもの)

重大製品事故情報一覧

(1)製品起因が疑われる事故

事故発生日 製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 関連情報
2014年
3月12日
扇風機 SF-35E(モーター部分のみ) 事務所で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品の長期使用(約45年)により、モーター巻線又はコンデンサーの絶縁性劣化し、短絡が生じて異常発熱し、出火に至ったものと推定される。 −−−−− 東京芝浦電気(株)(現 東芝ホームテクノ(株)) 京都府 A201300913
2014年
3月15日
電気洗濯乾燥機 TW-742EX 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。事故原因は、製品内部の洗剤ケース下部に配置されたヒーター配線に垂れ落ちた液体洗剤が付着し、液体洗剤の成分(界面活性剤)により、リード線被覆の絶縁が劣化し、発火に至ったものと考えられる。(2008年4月16日からリコール実施) −−−−− (株)東芝(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 東京都 A201300926
2014年
2月13日
延長コード DHY8063-3(W) ホテルの厨房で当該製品に電気製品を接続して使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品の電源プラグの電源コードとのカシメ部付近が通電中に異常過熱して周辺の樹脂を焼損したものと考えられるものの、詳細な使用状況が不明であり、カシメ部や芯線も焼失していたため、製品起因か否かも含め、事故原因の特定には至らなかった。 −−−−− 杉本電器(株)(東芝ライテック(株)ブランド) 北海道 A201300824
2014年
1月24日
電気毛布 CB-136 当該製品を使用中、当該製品を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品は長期使用(約40年)により、柔軟性が低下したヒーター線が屈曲したまま重なりを生じたため、局部過熱して焼損に至ったものと考えられる。 電気暖房器 電気毛布・電気ミニマット・電気カーペットをご使用のみなさまへ(一般社団法人日本電機工業会のサイト) 日本電熱(株)((株)東芝ブランド) 京都府 A201300801
2014年
1月30日
電気洗濯乾燥機 TW-S80FA 当該製品を使用中、当該製品の内部部品を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品は制御基板上の電源用ICに部品不良があったため、電源用ICが故障して回路内に過電流が流れ、異常発熱が生じ電源用IC周辺が焼損したものと推定される。 −−−−− (株)東芝(現 東芝ライフスタイル(株)) 東京都 A201300780
2013年
12月31日
電気洗濯乾燥機 AW-70VF 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、2名が負傷した。調査の結果、当該製品のモーターリード線を含む内部配線の処理のバラツキなどにより、使用時の振動で当該内部配線の固定部分でモーターリード線が断線し、火花が生じ出火に至ったものと推定される。。(2014年2月4日からリコールを実施) −−−−− 東芝ホームアプライアンス(株) 愛知県 A201300678
2013年
5月5日
電気温水器 HPL-T371MC 異音に気付き確認すると、配管から漏水し、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。調査の結果、当該製品の制御基板の電解コンデンサーが経年劣化し、制御基板内の電圧が不安定になったため、ヒーター用リレーが頻繁にON・OFFを繰り返し、接点部にアーク放電が連続的に発生し出火した可能性が考えられるが、当該コンデンサーが未回収で確認できないことから、事故原因の特定には至らなかった。 −−−−− 東芝機器(株)(現 東芝キヤリア(株)に事業移管) 岩手県 A201300112
2013年
10月15日
扇風機 W-30PP 異音がしたため確認すると、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。調査の結果、当該製品は、製造から約38年を経過しており、長期間使用する中でモーターシャフトの回転が重くなり、長期に亘りモーターに過電流が流れることでモーターの巻線が過熱し、徐々に絶縁劣化が進み巻線が短絡して、火災に至ったものと推定される。(製造から35年以上経過した製品) −−−−− 東京芝浦電気(株)(現 東芝ホームテクノ(株)) 佐賀県 A201300528
2013年
9月13日
液晶テレビ(DVD一体型) SD-P120DT 当該製品から出火する火災が発生し、当該製品及び周辺を焼損した。調査の結果、当該製品は、バッテリーパック内のセルが異常発熱したことにより、火災に至ったものと推定される。(2009年10月15日からリコールを実施) −−−−− (株)東芝 広島県 A201300439
2013年
8月29日
エアコン RAS-406LDR 当該製品を使用中、当該製品から出火する火災が発生し、当該製品及び周辺を焼損した。事故原因は、当該製品のファンモーターのリード線接続部分に、エアコン洗浄液等の電気を通しやすい物質が付着・侵入し、さらに当該製品内部で発生した結露がリード線接続部分に回りこむことによって、トラッキング現象が生じ、発煙・出火に至ったものと考えられる。(製造から10年以上経過した製品 2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 富山県 A201300407
2013年
7月30日
エアコン RAS-406LDR 当該製品を使用中、異音と異臭に気付き確認すると、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。事故原因は、当該製品のファンモーターのリード線接続部分に、エアコン洗浄液等の電気を通しやすい物質が付着・侵入し、さらに当該製品内部で発生した結露がリード線接続部分に回りこむことによって、トラッキング現象が生じ、発煙・出火に至ったものと考えられる。(製造から10年以上経過した製品 2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 群馬県 A201300326
2013年
7月24日
エアコン RAS-406LDR 当該製品を運転開始直後、異音・異臭とともに当該製品を焼損し、周辺を汚損する火災が発生した。事故原因は、当該製品のファンモーターのリード線接続部分に、エアコン洗浄液等の電気を通しやすい物質が付着・侵入し、さらに当該製品内部で発生した結露がリード線接続部分に回りこむことによって、トラッキング現象が生じ、発煙・出火に至ったものと考えられる。(製造から10年以上経過した製品 2004年8月19日からリコール実施) 東芝ルームエアコンLDR, YDRシリーズ無償点検・修理のお知らせ(発煙・発火の恐れがあります) 東芝キヤリア(株) 広島県 A201300313
2013年
7月16日
電気洗濯機 AW-70GF 当該製品を使用中、異臭がしたため確認すると、当該製品から発煙し、当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していた。調査の結果、当該製品下部にテーピングで固定された配線間の長さを比較した結果、モーター配線の長さが他の配線の長さより短かく結束されていたため、使用時の洗濯槽の振動が加わった際、モーター配線が引っ張られる状態となり、モーター配線が半断線してスパークが生じ、出火に至ったものと推定される。 −−−−− 東芝ホームアプライアンス(株) 熊本県 A201300298
2013年
7月14日
扇風機 H-30DL 当該製品を使用中、当該製品から出火する火災が発生し、当該製品及び周辺を焼損した(製造から35年以上経過した製品)。調査の結果、当該製品は長期使用(約39年)によりモーター用コンデンサーの絶縁性能が低下したため、内部短絡が生じて異常発熱し、出火に至ったものと推定される。 −−−−− 東京芝浦電気(株)(現 東芝ホームテクノ(株)) 静岡県 A201300280
2013年
6月24日
扇風機 S-40DA 学校で当該製品を使用中、当該製品から出火する火災が発生し、当該製品を焼損した(製造から40年以上経過した製品)。調査の結果、当該製品は長期使用(43年)によって、コンデンサーの絶縁性能が低下し、内部短絡したために出火に至ったものと推定される。 −−−−− 東京芝浦電気(株)(現 東芝ホームテクノ(株)) 東京都 A201300234
2013年
5月13日
電気洗濯乾燥機 AW-80VF 当該製品を使用中、外出し戻ったところ、当該製品を焼損する火災が発生していた。調査の結果、当該製品のモーター配線の長さが短かったため、使用時の洗濯槽の振動によりモーター配線に負荷が繰り返し加わり、半断線が生じてスパークが発生し出火に至ったものと推定される。(2014年2月4日からリコールを実施) −−−−− 東芝ホームアプライアンス(株) 静岡県 A201300144
2013年
3月6日
エアコン(室外機) RAS-2218AD 店舗で当該製品を使用中、当該製品から発煙し、当該製品を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品のコンプレッサ駆動用ICから出火したものと推定されるが、ICの焼損が著しいため、事故原因の特定には至らなかった。 −−−−− 東芝キヤリア(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 東京都 A201300004
2013年
4月5日
電気洗濯機 AW-307 当該製品を使用中、異臭がしたため確認すると、当該製品から発煙し、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。調査の結果、当該製品のモーター配線が短かったため、使用時の洗濯槽の振動により配線に応力が繰り返し加わり、モーター配線に半断線が生じ、スパークが生じて出火に至ったものと推定される。 −−−−− 東芝ホ−ムアプライアンス(株) 岐阜県 A201300039

(2)製品起因か否かが特定できていない事故

事故発生日 製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 関連情報
2013年
11月11日
電気毛布 CS-212 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、当該製品は長期使用(約30年)により、コントローラーのプロテクター出口部の電源コードに屈曲ストレスが繰り返し加わって素線が徐々に断線、短絡し、火災に至ったものと考えられる。 電気暖房器 電気毛布・電気ミニマット・電気カーペットをご使用のみなさまへ(一般社団法人日本電機工業会のサイト) 日本電熱(株)((株)東芝ブランド) 茨城県 A201300592
2013年
11月17日
石油ストーブ(開放式) KSR18C 当該製品の点火操作を行ったところ、当該製品を焼損する火災が発生し、建物を全焼して、1名が負傷した。現在、原因を調査中。 −−−−− 東芝熱器具(株)(現 東芝ホームテクノ(株)) 東京都 A201300583
2013年
8月14日
空気清浄機 CAF-M16S 当該製品を使用中、当該製品を焼損する火災が発生した。当該製品から出火したのか、他の要因かも含め、現在、原因を調査中。 −−−−− 東芝ホームテクノ(株) 兵庫県 A201300368

(4)製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した事故(消費経済審議会製品安全部会『製品事故判定第三者委員会』判断による)

事故発生日 製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2013年
9月20日
液晶テレビ 32C7000 建物が全焼する火災が発生し、現場に当該製品があった。 ○当該製品は、金属製のフレーム、スタンド、背面カバーを除きほとんど焼失していた。
○残存したメイン基板の配線パターンに溶融痕等の出火の痕跡は認められなかった。
○配線はほとんどが焼失していたが、残存していたリード線に溶融痕等の出火の痕跡は認められなかった。
●当該製品の残存した電気部品には出火した痕跡は認められなかったが、焼損が著しく、確認できない部品もあることから、製品起因か否かを含め、原因の特定には至らなかった。
(株)東芝 栃木県 A201300558
2014年
2月4日
電気洗濯機 VH-30S 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は2〜3年前にリサイクルショップから中古で購入されたものであった。
○コンデンサーと閉端接続端子間の内部配線に他の配線の一部が溶着し、溶融痕が認められたが、大きな気泡が多数認められたため、一次痕か二次痕かの特定はできなかった。
○電源コードの本体内の引込み部周辺で両極の芯線が断線し、先端に溶融痕が認められたが、内部配線の溶融痕よりも電源側に近いことから二次痕と判断された。
○脱水槽の蓋スイッチ及び一部の内部配線類は確認できなかった。
○残存していたその他の電気部品(モーター、タイマー、コンデンサー)及び配線類に発火の痕跡は認められなかった。
●当該製品の回収された電気部品及び内部配線類には発火の痕跡は認められなかったが、一部回収されていない部品(脱水槽の蓋スイッチ、内部配線の一部)があり、中古品として購入した以前の使用状況も確認できないことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
東芝家電製造(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 兵庫県 A201300928

(5)製品起因による事故ではないと判断した事故
(消費経済審議会製品安全部会『製品事故判定第三者委員会』判断による)

事故発生日 製品名 機種型式 製品事故に関する情報 事業者名 事故発生
都道府県
管理番号
事故内容 判断理由
2013年
3月20日
照明器具 LEDB-20901W-LS1 駐輪場に設置された当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は表側(照明側)の焼損が著しいものの、内部の電源基板及びLED基板には、出火痕跡は認められなかった。
○電源配線は、屋外配線と閉端接続子によりカシメ接続されていた。
○当該製品内部に引き込まれた屋外配線の芯線に工具等により切断された形跡と溶融痕が認められた。
●当該製品の設置工事作業の際に、当該製品の電源配線につながる屋外配線の芯線が工具等で切断された状態で通電が継続したため、接触不良により発熱し出火したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝ライテック(株) 岡山県 A201300077
2013年
2月14日
コンセント DW2732 当該製品を焼損する火災が発生した。 ○当該製品から屋内配線で分岐接続されている別のコンセントでエアコンが使用されていた。
○当該製品内部に、接触不良などの出火の痕跡は認められなかった。
○当該製品に差し込まれた屋内配線が当該製品の外側の位置で半断線状態になっており、異常発熱の痕跡が認められた。
●当該製品の設置時の状況が不明であるため、原因の特定には至らなかったが、屋内配線が半断線状態となっていたため、エアコン等の使用により半断線部が異常発熱したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
(株)新光製作所(東芝ライテック(株)ブランド) 熊本県 A201300043
2013年
9月28日
電気洗濯乾燥機 AW-80VE 当該製品をコンセントに接続していたところ、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品の電源プラグが差し込まれていたコンセント付近に著しい焼損が認められたが、プラグの栓刃及びコンセントの刃受にはスパーク痕等の出火の痕跡は認められなかった。
○電源コードの一部の被覆が焼損し、芯線の表面に複数の溶融痕が認められたが、電源コードに断線箇所は認められなかった。
○基板、モーター、給排水弁等の電気部分に焼損等の異常は認められなかった。
●当該製品に出火の痕跡が認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝家電製造(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 香川県 A201300466
2014年
3月23日
エアコン(室外機) RAS-2854AD 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○製品内部の制御基板、電気部品及び内部配線類に発火の痕跡は認められなかった。
○電流ヒューズは、3個(3.15A、15A、25A)とも導通していた。
○当該製品に使用されている内外連絡線(3芯)が移設時に室外機の背面で切断され、汎用の差込形コネクターで途中接続されており、その周囲の冷媒配管の断熱材が著しく焼損していた。
○差込形コネクターは3本中1本樹脂製絶縁カバーが焼失し、金属端子部分のみ残存していたが、芯線には目立った痩せ細りや溶融痕等の異常は認められなかった。
●当該製品に出火の痕跡が認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝キヤリア(株)(現 東芝ライフスタイル(株)) 兵庫県 A201300940
2014年
1月20日
電気洗濯機 AW-603GP 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○使用者が当該製品から1m離れた風呂釜から灰を取り出した5分後、当該製品が出火した。
○当該製品は正面から見て右後方の調節脚がない状態で継続使用され、当該製品が振動で移動する度に使用者が所定位置に戻していた。その際、電源コードが右後方付近で踏まれていた可能性があった。
○当該製品は本体内部の電気部品及び配線に出火の痕跡は認められなかった。
○電源コードの断線端に溶融痕が認められた。
○電源コードの一部は確認できなかった。
●当該製品は、外力により電源コードが半断線となってスパーク、又は外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝ホームアプライアンス(株) 山口県 A201300768
2013年
12月17日
電気冷蔵庫 GR-BiBi03 事務所で当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品の背面が焼損していたが、焼損部に電気部品は配置されていなかった。
○事故発生後に動作確認を行ったところ、圧縮機は正常に動作した。
○庫内は焼損しておらず、電気部品に溶融痕などの出火の痕跡は認められなかった。
●当該製品の電気部品等に異常が認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと推定される。
(株)東芝(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 長崎県 A201300656
2013年
11月28日
エアコン(室外機) RAS-2212AD 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は事故当時使用されていなかった。 ○当該製品の制御基板は一様に焼損していたが、出火の痕跡等は認められなかった。
○当該製品の圧縮機や電源端子台、ファンモーター等の電子部品に出火の痕跡等は認められなかった。
●当該製品内部に出火の痕跡が認められなかったことから、外部からの延焼により焼損したものと推定される。
東芝ホームアプライアンス(株) 福岡県 A201300614
2013年
11月2日
電気カーペット CK-628M 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、1名が火傷を負った。(製造から30年以上経過した製品) ○当該製品のカーペットは、畳の上に置かれた2脚の座椅子の上に広げて敷かれ、カーペットの上にはカーペットカバーと座布団を被せて保温性の高い状態で使用されていた。
○当該製品は座椅子の置かれているそれぞれの位置に焼損が認められた。
○当該製品のヒーター線及びセンサー線に断線は認められなかった。
○当該製品のコントローラーの温度制御動作に関する部品に異常は認められなかった。
●当該製品は保温性が高い状態で使用されていたため、ヒーター線が局部的に過熱し火災に至ったものと推定される。 なお、取扱説明書には、「保温性の高いものを長時間置かない」旨、記載されている。
日本電熱(株)((株)東芝ブランド) 茨城県 A201300533
2013年
12月17日
電気掃除機 VC-CG310 当該製品を使用中、当該製品の電源コード及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○電源コードの途中の被覆が溶融し、ススが付着していた。
○溶融部の2本の電線は片側芯線が断線・溶融し、もう一方の芯線には凹み跡が残っていた。
○電源コードを交換すると当該製品は正常に作動した。
●当該製品の電源コードに外力が加わったため、内部の電線が断線し、火花が発生したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。 なお、当該製品は電気用品安全法の技術基準に適合しており、取扱説明書には「電源コードを傷付けない。傷んだ場合はショート・発火の原因となるため使用しない。」旨、記載されている。
東芝ホームアプライアンス(株) 千葉県 A201300660
2013年
9月6日
電子レンジ ER-KD8 当該製品を使用中、当該製品を溶融し、周辺を汚損する火災が発生した。 ○当該製品で、哺乳瓶消毒用の煮沸容器に樹脂製の哺乳瓶2本と水を50ml入れ、加熱していたところ、約2分50秒経過したところで扉上部から炎が上がった。
○当該製品は、扉上部の扉カバーと扉枠の嵌合部分に焼損が認められたが、製品内部の電気部品に焼損等の異常は認められなかった。
○当該製品を使用して、類似の哺乳瓶消毒用煮沸容器を用いた再現試験を行ったところ、焼損していた扉の同一箇所でスパークによる発煙・発火が認められた。
○庫内に200mlの水を入れたビーカーを置いて、事故発生時と同一設定(電子レンジ600W、5分間)で運転したところ、正常に水が加熱され発煙・発火等の異常は認められなかった。
●当該製品は正常に作動しており、扉カバー及び扉枠の上部のみ焼損していることから、軽負荷の煮沸容器を加熱したことにより、扉カバーと扉シーリングの嵌合部の隙間に付着していた食品カス等の異物にマイクロ波の電界集中が起こり、スパークが発生して扉カバー及び扉枠が発煙・発火したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。 なお、取扱説明書には、「哺乳瓶(消毒バッグ)などは加熱しない。過熱して火災の原因になる。」、「食品や肉汁などで汚れたままにしない。電波が汚れた部分に集中して、火花の発生・発煙・発火などの恐れがある。」旨、記載されている。
東芝ホームテクノ(株) 兵庫県 A201300424
2013年
4月3日
電気洗濯乾燥機 KWC-9B 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は住宅兼病院の屋上の小屋内に壁コンセントに電源プラグを差して設置されており、小屋内に電気製品は当該製品のみであった。
○当該製品及び小屋の内部を焼損した。
○使用者が当該製品を最後に使用したのは事故当日の2日前であった。
○当該製品のリード線部及び内部配線に溶融痕等の出火の痕跡は認められなかった。
○電気部品や配線及び壁コンセントに出火の痕跡は認められなかった。
●当該製品に出火の痕跡が認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝家電製造(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 栃木県 A201300035
2013年
8月16日
エアコン(室外機) RAS-2255ADV 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。(製造期間から7年〜8年と推定) ○当該製品は焼損していたが、正面から見て右側の渡り配線接続部に出火の痕跡はなく、機械室内のコンプレッサーや内部配線等にも出火の痕跡は認められなかった。
○機械室上部に取り付けられている制御基板は焼損していたが、局部的な焼損はなく、出火の痕跡は認められなかった。
○ファンモーターに出火の痕跡は認められなかった。
●当該製品に出火の痕跡は認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝キヤリア(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 東京都 A201300427
2013年
8月17日
電気冷蔵庫 GR-14MC3 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は正面から見て右側面と背面が焼損していたが、当該製品の電源プラグが差し込まれていた右側下部の壁面コンセント周辺の焼損が著しかった。
○壁コンセントの下の床面には、束ねられた状態で電源コードが焼損し、電源コードの途中に溶融痕が認められた。
○電源プラグと壁コンセントに出火の痕跡はなく、背面機械室内の電気部品や圧縮機に出火の痕跡は認められなかった。
○当該製品は約1年前に知人から譲り受けたもので、以前の使用状況等は不明である。
●当該製品の詳細な使用状況が不明のため、事故原因の特定には至らなかったが、通常の使用において力が加わらない箇所で電源コードが断線していることから、電源コードに過度な外力が加わったため、被覆が損傷して短絡・スパークが発生し、出火に至ったものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝家電製造(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 山梨県 A201300378
2013年
7月17日
アイロン TA-F51 当該製品を保温中、当該製品を焼損する火災が発生した。 ○電源プラグの栓刃が片側のみ折れており、破断部が溶融していた。
○破断していない方の栓刃を確認した結果、折れた栓刃の破損部と同じ位置に小さな亀裂が確認された。
○電源プラグのプロテクター部で芯線が両極とも断線していた。
○当該製品の消費電力に異常は認められなかった。
○製品内部及び充電台に発火の痕跡は認められなかった。
○使用者は以前から電源ランプが点いたり点かなかったりしていたことを知りながら使用を継続していた。
●当該製品のプラグ栓刃に過度な屈曲等のストレスが加わったことにより栓刃が折れてスパークが発生し、プラグの樹脂部が焼損したものと推定される。なお、当該製品の電源プラグは、JIS規格(刃取付部強度)を満足しており、取扱説明書には、「電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったりしない」「電源プラグを抜く時は、電源プラグを持って引き抜く」「電源コードを動かすと電源ランプが点滅する時は、使用を中止し、販売店に相談する」旨、記載されている。
東芝ホームテクノ(株) 奈良県 A201300334
2013年
7月5日
電気洗濯乾燥機 TW-S80FA 当該製品から発煙し、当該製品を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は本体上部が焼損し、ヒーター付近の内部配線が焼損していた。
○当該製品は乾燥ヒーター用温度ヒューズが取り外され、内部配線を切断し、別の配線を接続する改造が行われていた。
○別の配線はビニルテープで接続されており、接続部に溶融痕が認められた。
○電源プラグ、制御基板、ヒーター、モーター等に出火の痕跡はなく、洗濯物や洗濯槽に焼損は認められなかった。
●当該製品が故障した際に改造を行ったため、内部配線が接触不良により異常発熱し、出火に至ったものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。なお、取扱説明書には、「改造、分解・修理はしない。火災の原因になる。」旨、記載されている。
東芝家電製造(株)(現 東芝ホームアプライアンス(株)) 東京都 A201300261
2013年
5月27日
電気がま RC-10VHE5 当該製品を保温状態で使用中、当該製品を焼損する火災が発生した。 ○当該製品は、背面及びコードリール付近の焼損が著しいものの、その他の電気部品は焼損していなかった。
○コードリール部は、コードリールの接点の変形や異常発熱の痕跡はなく、コードリールの内部配線との接続部にも、異常発熱の痕跡は認められなかった。
○外郭は、内側より外側の方が焼損が著しかった。
○当該製品は、使用中のガスこんろのそばで使用されていた。
●当該製品に出火の痕跡は認められないことから、外部からの延焼により焼損したものと考えられ、製品に起因しない事故と推定される。
東芝ホームテクノ(株) 千葉県 A201300183
2013年
3月22日
食器洗い乾燥機 DWS-E660D 当該製品を使用中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。 ○当該製品本体に焼損はなく、コンセントに差し込まれた電源プラグが焼損していた。
○電源プラグはトラッキング防止用の二重成形プラグで、トラッキングの痕跡はなく、電源プラグ内部に出火の痕跡は認められなかった。
○栓刃に刃受けとの接触不良による異常発熱の痕跡は認められなかった。
○コンセントへの屋内電線の挿入量は不足しており、屋内電線接続部に溶融痕が認められた。
●当該製品に出火の痕跡が認められないことから、コンセント内部からの延焼により焼損に至ったものと推定される。
なお、コンセント設置時に屋内電線の挿入量が不足していたため、屋内電線接続部が接触不良により異常発熱し出火したものと推定される。
東芝ホームアプライアンス(株) 愛知県 A201300016