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技術戦略

最高技術責任者メッセージ

社会の変化を先読みし、自ら挑戦し、成長し続ける技術者への期待

これからの技術者は、高い専門性を自身の核として持つだけではなく、一段高いシステム的視点を持って課題を解決する力も求められます。
技術部門のトップから新たなイノベーションを創る若手技術者へのメッセージをご紹介します。

最高技術責任者 執行役上席常務
斉藤 史郎

1957年新潟県生まれ。
工学系修士課程修了 1982年入社。
東芝入社後、工学博士学位受領、東芝メディカルシステムズ(株) 統括技師長附、研究開発センター所長、執行役常務、研究開発統括部長を経て、2017年11月より現職。

世の中は目まぐるしく変化し、社会の課題はますます複雑になっています。このような「今」の時代においては、高い専門性を自身の核として磨き上げることは勿論のこと、様々な人々、社会との対話を通じて得られる気づきを踏まえ、一段高い視座からシステム全体を捉え、真の課題を見つけ出すことが重要です。そこで炙り出した社会と事業の将来に向けた課題解決の方法を自律的に考え、積極的に提案、実行し、新たな価値を創造し続けていくのです。

東芝グループの中には、顧客やパートナーと夢を語らい、その実現に邁進している人、海外を飛び回り新製品の事業化を進めている人、貪欲に新たな技術を習得し仕事に生かしている人、私的なコミュニティを自ら立上げ技術を語り磨きあっている人、こういった技術者たちを沢山見かけることができます。彼ら彼女らは、失敗しても信じる夢や技術に拘り続け、自律的に考えて自ら提案したアイデアを製品・サービスまで仕上げ、お客様が経験したことのない感動を実現しています。東芝の製品・サービスの開発は、こういった技術者の前向きな挑戦が支えているのです。
東芝グループには、このような技術者たちが自由に発想し、自分の好奇心を追求し、失敗して尚、挑戦すること、夢を追い続けることを許容する企業風土があります。創始者である田中久重、藤岡市助から脈々と受け継いできた高い技術力、人々のそして社会の役に立ちたいという熱い情熱、そして若い技術者の夢を後押しする自由闊達な風土が、東芝グループのイノベーションの根底を支えています。
このような技術者コミュニティに新しい仲間を迎え入れ、技術の種を一緒に見出し、育て上げ、まだ見ぬ新しい未来を切り拓いていくことを楽しみにしております。

我々、東芝グループは、「人と、地球の、明日のために」というグループスローガンの元で、世界中の人々の生活に変革をもたらし、人々の生活、社会を支えてきました。これからも、皆様とともに、世界を変える製品・サービス、技術を生み出し、社会と共に発展していきたいと考えています。

東芝の技術戦略

カタチのあるソリューションで社会課題を解決

グローバル化の進展に伴い、国・地域の課題は相互に影響しながら地球全域に拡散し、持続性の観点から社会の在り方を考えることが重要になってきています。国内を見れば、少子高齢化や地方の過疎化などの課題があります。こうした複雑な課題を克服し、地球規模での持続性を確保しつつ、一人ひとりが活躍し豊かな生活を営める社会の仕組み作りが求められています。

このような中、東芝グループは、「カタチのあるソリューションで社会課題を解決」することを技術開発方針に掲げています。地球規模から国・地域レベルの社会課題に注視し、その解決を図り、多様な価値観を許容する快適な社会を実現するための製品やサービス、技術の開発に取り組んでいます。社会やお客様の課題を解決するソリューションは、機器・装置・設備などの「カタチ」をもったハードウェアを通じて人々に提供されます。当社はエネルギー、社会インフラ、ストレージの製品群を持ち、サービスとハードウェアが一体となったソリューションを「カタチづくる」ことができます。また、当社が提供する多種多様かつ大量の製品は、社会の要請やお客様の期待を深く知ることができるコミュニケーションの起点でもあります。これら製品技術の競争力を高め、お客様と製品を作り上げる過程で蓄積した専門知識に、50年以上の長きに渡って培ってきた人工知能技術を組み合わせて、新たなサービスを継続的に生み出していきます。

エネルギー領域では、クリーンなエネルギーを必要なところへ必要なときに届けるため、エネルギーを賢く創り、送り、貯め、使う技術とサービスを提供し、エネルギーの安定供給とより良い地球環境の実現に貢献します。社会インフラ領域では、高性能・高信頼でエネルギー消費の小さな機器に遠隔制御・保守・運用サービス等を提供する「循環型ライフサイクルビジネス」で安心・安全な社会を実現します。ストレージ領域では、NAND型フラッシュメモリやBiCS FLASH™、SSDといった高信頼・大容量ストレージデバイスを通じ、生活や事業の基盤となるデータ処理インフラを確実に支えていきます。
グローバルな事業競争が激化する中、東芝グループならではのユニークな技術で社会を変え続けるために、技術の標準化活動を国際的にリードするとともに、それらを支える知的財産権の取得を強化します。これらの商品開発・技術開発においても、常にお客様第一主義、CSR経営を推進することで社会に貢献し、共に発展していきます。

顧客価値創出に向けた技術開発の推進

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