東芝のビジネス

東芝デジタルソリューション社
社会を変える事業、IoTとは Vol.2

第4次産業革命ともいわれる大変革に関わるチャンスに遭遇。今後は、変革の推進に寄与できるような存在を目指したい。
PROFILE
堀内 健介 東芝デジタルソリューション社
ビッグデータ・クラウドテクノロジーセンター 開発第二担当 主務(部署名は取材時)

2006年入社 工学研究科電気工学専攻修了
学生時代から、人の手に触れるコンシューマ向けの製品づくりを志望。入社後、研究開発センターでテレビのソフトウェア研究に携わり、デジタルプロダクツ製品の開発業務を経て2014年から現職。東芝の社内にIoTを根付かせるための推進役を担う。

東芝のIoT推進に欠かせない中心メンバーとして活躍

わたしが所属するビッグデータ・クラウドテクノロジーセンターは、ビジネスアーキテクトやデータサイエンティストなど、東芝グループの専門家を集めた集団です。ここでは、ビッグデータを解析することで、顧客の課題解決や新たな価値の創出を実現しています。この組織の中で、わたしは東芝においてのIoT(Internet of Things)普及の推進役を担っています。現在、インターネットに接続されているのは主にPCや携帯電話など特定の機器だけですが、これまで結びつきの無かった、人やモノ、データといったあらゆるものをネットワークを介して相互につなげ、全ての情報を統合して活用するというのがIoTという概念です。東芝は、家電などコンシューマ向けの機器だけでなく、電力、上下水道など社会インフラ設備やシステムの構築に長い歴史と豊富な実績を持ちます。そのノウハウや知見を活かすことで、スマートコミュニティの実現を目指してきた東芝は、IoTを積極的に推進しています。その中でわたしは、米国発のIoT普及推進団体IIC(Industrial Internet Consortium)の日本側の窓口を務めています。東芝グループ各社がIoTによるビジネスを実現できるよう、会社の中心となり日々IICの活用や社内外の関係者との連携をはかっています。

今まで誰もやったことのないミッションを担う

IICは、アメリカのGE、Intel、Cisco、AT&T、IBMといったメンバーが2014年3月に創立したIoTの普及推進団体で、東芝をはじめ世界で140社以上がメンバーとして参加しています。IICは、エネルギーや交通、ヘルスケアなど、さまざまな産業分野での相互運用可能なIoTシステムのアーキテクチャを作る団体です。その中でわたしはIICと東芝の各部門やカンパニーの橋渡しをしてつなぎ合わせることで、新しいビジネスのシーズを作り出すための活動をしています。日々の活動の中では、IICから入手したIoTに関する最新トレンドを、社内向けメーリングリストで定期的に情報発信しています。社内全体からたびたび挙がるIoTに関する専門的な質問に答えるのも私の役目。IICから入手した貴重なIoTに関する最新情報を、各社内カンパニーに伝えていくことで、東芝社内でのIoTの活用やこれまでにない発想の転換を促していきます。そういった活動は、今まで社内で誰もやったことないチャレンジであり、それを真っ先に経験できることにとてもやりがいを感じています。

東芝を変え、さらに社会を変革していくという役割

IoTはまだまだ新しい概念であるため、常にめまぐるしく状況が変化しています。その中で、IoTに関わる各関係者の狙いを理解して事業の推進を行うことは、緊張感の続く日々。ですが、東芝という社会に対して大きな影響力のある会社の中で、存在感を持って働けることに大きな喜びを感じています。IoTビジネスは、わたしたち東芝デジタルソリューション社が中心となって、各社内カンパニーと連携して社内の英知を結集することでプロトタイプをつくり、運用を行った後、ビジネスとして他社へソリューションを提供しようという流れで進めています。こうした流れの関係上、各社内カンパニーの方と対面で密なコミュニケーションをとる事が多くなるので、東芝という会社の全体像を知ることができるのもこの仕事の魅力だと思います。東芝ほどの歴史の長さ、事業分野の広さを持つ企業は世の中に多くありません。そんな中で、IoTビジネス推進役として、社会からの期待も背負っているのがわたしの仕事。新しいビジネスを生み出し、まず東芝を変え、そして社会をも変革していく。これからはそれに少しでも貢献できるような存在になっていきたいと考えています。