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アメリカとカナダの子どもたちを対象とした科学技術コンテスト

アメリカとカナダの幼稚園から12年生(高校3年)までの生徒を対象とした科学技術コンテスト「エクスプロラビジョン・アウォード(EVA)」を、1992年より全米科学教師協会(NSTA)との協働で実施しています。

EVAは、現在の科学技術をもとに20年後に実現可能な技術を予測する、夢のある科学技術コンテストです。北米における日本企業の科学教育支援活動として非常に長い歴史を持ち、今年で24回(24周年)を迎え、これまでに約36万人もの子どもたちが参加しています。今年は5,054チーム、15,585人の子どもたちがコンテストに応募しました。

「人間の体内エネルギーを利用することで動き続ける夢の心臓ペースメーカー」、「急増する電子部品のごみ問題を解決する魔法の錠剤」など、大人の発想を超える豊かな感性溢れる数多くのアイデアが毎年生まれています。

集合写真 受賞チームと関係者

スケジュール

子どもたちは教師とチームをつくり、9月からエントリー開始。テーマ毎に現在の科学技術を検証して、それをベースに20年後に実現したい技術を提案します。
その後の審査を経て、3月に地域優勝24チーム、地域優勝チームはウェブサイトを作成し、自分たちのプロジェクトがその中でうまく説明できているかの審査を経て、4月に全国優勝4チームと準優勝4チームが選ばれ、6月にワシントンDCにて開催される授賞イベント(EVA Weekend)に教師、家族と共に招待されます。

授賞イベント

授賞式の前日に、各チームは地元選出の上下院議員を議員事務所に訪問し、受賞の報告を行ないます。

授賞イベントの写真 バラク・オバマ議員(2006年当時)

授賞イベントの写真 アーノルド・シュワルツネッガー知事(2007年当時)

授賞イベントの写真 ヒラリー・クリントン議員(2003年当時)

授賞式の朝に、各チーム地元のテレビ局からの取材を受け、生放送で朝のニュース番組に出演します。
VIPやメディアに自分たちのプロジェクトを説明します。
アメリカとカナダの政治家や著名人から、お祝いのお手紙やビデオをいただきます。
授賞記念パーティで、参加VIPから祝福されます。

受賞校の写真 Satellite Media Tourに出演したニューヨーク州のチーム

受賞校の写真 自分たちのプロジェクトを説明する小4~小6の部で優勝したニューヨーク州のチーム

Eleanor Ross医学博士の写真 スペシャルゲストとして登壇し受賞者を激励するEleanor Ross医学博士(1995年EVA優勝者)

トピックス

受賞式の開催日(6月10日)にワシントンDC市長から感謝状をいただきました。

トピックスの写真 ワシントンDC市長からの感謝状

2016年の受賞校

1st Place Winner(優勝)

GRADES K1-3(幼稚園~小学校3年生)の部

・テーマ:The Tick Detective - Creating a scanning device to detect the presence of a deer tick on the human Body (ダニ探偵 - 人体を鹿ダニから守るスキャナー)
・学校名:Bayville Intermediate - Bayville, NY (ニューヨーク州)
The Tick Detective(ダニ探偵)は、人体に飛びついた鹿ダニを探知するためのスキャン機器です。ハイキング中などに飛びつく鹿ダニをいかに早く見つけ取り除くかが、深刻なライム病などにかかるのを防ぐのに重要な点ですが、胡椒の粒ほど小さいダニを見つけるのは非常に困難です。鹿ダニは、宿主に付いた際セクアレンという成分を分泌します。赤アリの一種「ヒアリ」は、セクアレンを感じると電子シグナルを発する習性を持ちます。この習性を応用した小型で携帯可能なスキャナーとすることで、ハイキングなどに持参でき、鹿ダニを早く見つけ取り除くことができるため、ライム病などの予防につながります。

The Tick Detective - Creating a scanning device to detect the presence of a deer tick on the human Body(ダニ探偵 - 人体を鹿ダニから守るスキャナー)の写真

GRADES K4-6(小学校4~6年生)の部

・テーマ:Hubble NEST “Next Elimination of Space Trash”(ハッブルの巣“次世代の宇宙ごみ処理”)
・学校名:Locust Valley Intermediate School - Locust Valley, NY(ニューヨーク州)
宇宙探索が盛んになるにつれて、交通・人工衛星などのサービスの必要性が増加すると考えられますが、現在は大量な宇宙ごみが地球周回軌道を17,000 mphで飛び交い、人工衛星や宇宙船の軌道の邪魔をしています。Hubble NEST(ハッブルの巣) は、ハッブル宇宙望遠鏡を大砲として再活用し、スズメの形をしたロボットドローンをハッブル宇宙望遠鏡から打ち上げ、ごみ収集清掃活動を行います。軽くしなやかな弾性力を持つカーボンナノチューブと、改良された伸縮・耐熱性に優れた蜘蛛の巣のシルクなどを活用し、画期的な宇宙ごみ収集を可能にします。ハッブル宇宙望遠鏡を再活用できるだけでなく、リサイクル可能な宇宙ごみを地球に送り返し廃棄物再活用も可能にします。

Hubble NEST “Next Elimination of Space Trash”(ハッブルの巣“次世代の宇宙ごみ処理”)の写真

GRADES K7-9 (中学校1~3年生)の部

・テーマ:Bulletproof Vests(新型防弾チョッキ)
・学校名:Rothesay Netherwood School - Rothesay, NB(カナダ・ニューブランズウィック州)
Bulletproof Vests(新型防弾チョッキ)は、 防弾の安全性に画期的な改革をもたらします。将来開発されるマグネシウムが注入された炭化ケイ素からできたナノ粒子が編み込まれた防弾チョッキは 、既存のケブラー繊維を使ったものより30倍強く、軽く、柔軟で、通気性があり、耐火性もあるため、様々な環境・状況に耐えられます。この素材は柔軟性があるため、チョッキだけでなく、手袋やズボンなどにもなり、重要な臓器だけでなく人体全体を守ることができます。

Bulletproof Vests(新型防弾チョッキ)の写真

GRADES K10-12 (高校1~3年生)の部

・テーマ:BEISight: Bionic Eye Implant for Sight(BEISight: 生物工学を駆使した眼球移植)
・学校名:University Laboratory High School - Urbana, IL(イリノイ州)
BEISight: The Bionic Eye Implant for Sight(生物工学を駆使した眼球移植)は、黄斑変性症などで視覚が衰えたり眼球を損傷した人が長期間使用できます。透明なソーラーパネルとシリコン製の円筒型のカメラ、画像を電気信号に変換し磁気を通じて信号を発信する刺激電極アレイを網膜上に移植します。ソーラーパネルは発電だけでなくUV線防止の役目も果たします。既存の人工網膜より劇的に多い電極を配置し、取替え可能なワイドレンズカメラを組み込むことで、周辺視野を含む視覚情報をより高画像で認識できるようになります。

BEISight: Bionic Eye Implant for Sight(BEISight: 生物工学を駆使した眼球移植)の写真

2nd Place Winner(準優勝)

GRADES K1-3 (幼稚園1~小学校3年生)の部

・テーマ:Triple-E: Edible, Electrolyte Balanced, Eco-Friendly Water Bottle (トリプルE: Edible“食べられる”, Electrolyte Balanced“電解質バランスのとれた”,Eco-Friendly“生態系にやさしい”ペットボトル)
・学校名:Chapman Hill - Salem, OR(オレゴン州)
Triple-E Water Bottle(トリプルEペットボトル)は、飲用・食用可能なペットボトルです。健康情報をアプリに登録すると、日々必要なナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質が分析され、その情報がアプリからBluetoothで3Dプリンターに送られます。その人に合ったバランスの取れた水と海藻からとれるアルギン酸ナトリウム・乳酸カルシウムを混ぜ、食用可能な糊で固めることでペットボトルを作ります。このペットボトルを使うことで、健康や環境に害の少ない生活を送ることができます。

Triple-E: Edible, Electrolyte Balanced, Eco-Friendly Water Bottle (トリプルE: Edible“食べられる”, Electrolyte Balanced“電解質バランスのとれた”,Eco-Friendly“生態系にやさしい”ペットボトル)の写真

GRADES K4-6 (小学校4~6年生)の部

・テーマ:A.P.P. “Anti-Paralysis Procedure”(A.P.P.“反身体麻痺処理器”)
・学校名:The Village School - Houston, TX(テキサス州)
A.P.P.(反身体麻痺処理器)は、身体麻痺患者の機能再生を支援します。事故や病気による脊髄損傷によって多くの人々が身体麻痺で苦しんでいます。脊髄損傷患者の運動ニューロン細胞を再生できれば、身体麻痺を回復し再び動くことができます。最近、ザリガニは自分の血球をニューロンに代えることが発見されました。そこで、ザリガニの幹細胞と身体麻痺患者の血液を透析した幹細胞を患者の椎間板に移植し、神経細胞の成長を促進することで損傷した脊髄を再生させ、身体麻痺患者の生活を改善します。

A.P.P. “Anti-Paralysis Procedure”(A.P.P.“反身体麻痺処理器”)の写真

GRADES K7-9 (中学校1~3年生)の部

・テーマ:The VISOR: A Neuro-olfaction Device for Perceiving Smell Remotely (VISOR: 遠距離から嗅覚を刺激する神経臭覚の無線伝送システム)
・学校名:Arlington High School - Lagrangeville, NY(ニューヨーク州)
The VISOR(遠距離から嗅覚を刺激する神経臭覚の無線伝送システム)は、遠距離から信号をウェアラブルヘッドバンドに発信し電極が脳の嗅球を刺激することで、嗅覚として認識されるようにします。嗅覚を刺激する神経信号はファイルとして暗号化しインターネット上やBluetooth上、その他のデータトランスファー方法を通じて送信できます。においと脳の嗅球刺激の関係分析が更に進む将来、VISORは教育、エンターテインメント、美術、リハビリテーションなど様々な分野での活用が期待できます。

The VISOR: A Neuro-olfaction Device for Perceiving Smell Remotely (VISOR: 遠距離から嗅覚を刺激する神経臭覚の無線伝送システム)の写真

GRADES K10-12 (高校1~3年生)の部

・テーマ:Intra-Neuromuscular Cellular Regeneration Promoter(神経筋内部の再生支援システム)
・学校名:Plainview Old Bethpage JFK HS - Plainview, NY(ニューヨーク州)
急性神経損傷や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)などの神経変性疾患は、発病した神経細胞が自然に細胞分裂や自己再生できないため、不治の病として知られています。Intra-Neuromuscular Cellular Regeneration Promoter(神経筋内部の再生支援システム)は、最新の幹細胞研究の成果を応用した効率的で有効な治療法です。損傷を受けた神経組織部分をスキャンし、その情報をコンピューターアルゴリズムで分析し、医療用3Dプリンターで患者の症状に応じた人体移植可能な繊維でできたメッシュ格子を作成します。メッシュ格子は生化学的に人体に溶け込むことが可能な層でできており、多能性幹細胞の再生を助長する成分が含まれているため、損傷した神経細胞組織に移植されると再生を誘導・促進します。将来、神経変性治療法として病気によって衰えたり事故によって損傷した神経細胞組織の回復・再生を可能にします。

Intra-Neuromuscular Cellular Regeneration Promoter(神経筋内部の再生支援システム)の写真

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