「蒸気で焼いて、石窯で仕上げる」
スチームコンベクションレンジの発売について
−おいしくてヘルシーな料理ができる「石窯オーブン」−
2005年7月6日
当社は、「石窯オーブン」の遠赤外線効果に加え、食品に含まれる油脂や塩分を減らす効果のある過熱水蒸気を使って調理するスチームコンベクションレンジ「石窯オーブン(ER-C300)」を10月1日から発売します。
新製品には、オーブン庫内壁面に取り付けたスチームユニットで発生させた過熱水蒸気を、最高温度300℃の高温を保持したまま循環させる「過熱水蒸気パワーエンジン」を新たに搭載。これにより、過熱水蒸気による食品の油脂や塩分を減らしたヘルシーな料理ができます。
調理方法として、従来より好評の遠赤外線効果の「石窯オーブン調理」、「過熱水蒸気調理」、「レンジ調理」、「蒸し調理」、「グリル調理」の5つ調理方法を有しています。また、これらの調理方法を組み合わせて、最適な加熱をする自動メニューを34通り搭載しています。
本商品は、東芝創立130周年期間中に、特に戦略性の高い商品として市場に投入される「T130商品」のひとつです。
新製品の概要
| 形名 |
本体色 |
本体希望小売価格 (消費税込み) |
発売日 |
当初月産台数 |
| ER−C300 |
(S)シルバー (K)ブラック |
115,500円 |
10月1日 |
8,000台 |
商品化の背景と狙い
2005年度の電子レンジの需要は約350万台で、オーブンレンジは約260万台の需要を予測しています(当社推定)。
高級タイプのオーブンレンジを購入されるお客様のご要望として、従来からの「おいしい料理ができる」に加えて、最近は「健康に役立つ」ことが求められています。
遠赤外線効果でおいしいオーブン料理ができる「石窯オーブン」の新製品には、食品に含まれる油脂や塩分を減らす効果がある過熱水蒸気調理を取り入れました。これによって、オーブン料理は従来からの遠赤外線効果の「石窯オーブン」に加え、過熱水蒸気を使う「石窯仕上げ」、「スチーム仕上げ」の3通りの調理方法から仕上がりのお好みにあわせてから選べます。
新製品の主な特長
1.油脂や塩分を減らすヘルシーな「過熱水蒸気調理」
新製品は本体下部前面に給水タンクをもつオートスチーム機能が付いています。スチームユニットには、蒸発用と熱加速用の2本のヒーターを設けて過熱水蒸気を発生させ、庫内で過熱水蒸気の温度を保持し循環する「過熱水蒸気パワーエンジン」を搭載。最高温度300℃の過熱水蒸気を発生させます。

図1.過熱水蒸気用パワーエンジン
過熱水蒸気は、「潜熱」と呼ばれる熱量を蓄えており、効率良く食品を加熱します。また、食品の表面で凝結した水が食品の油脂や塩分を流して減らすので、ヘルシーな料理ができます。専用の網を使って、さらに効果的に油脂や塩分を落すことができるようにしました。
過熱水蒸気を使う焼き物料理には、「石窯仕上げ」と「スチーム仕上げ」があります。「石窯仕上げ」は、過熱水蒸気で焼いた後から熱風オーブンを使い、食品の塩分や油脂を適当に落としてから表面をこんがり焼き上げます。「スチーム仕上げ」は、最後まで過熱水蒸気を使って焼き上げるため、ヘルシーであっさりした焼き上げとなります。
2.「選べる焼き上げ3タイプ」と5つの調理方法
新製品は上記の過熱水蒸気を用いた焼き上げと、遠赤外線効果の「石窯オーブン」を加えた、3タイプの焼き方からお好みによって選んでいただくことができます。
<選べる焼き上げ3タイプ>
1.「過熱水蒸気調理」石窯仕上げ:過熱水蒸気で焼いた後から熱風オーブンを使い、食品の塩分や油脂を適当に落としてから表面をこんがり焼き上げ。
2.「過熱水蒸気調理」スチーム仕上げ:最初から最後まで過熱水蒸気を使って焼き上げるため、ヘルシーであっさりした焼き上げ。
3.「石窯オーブン」:遠赤外線効果の高い熱風オーブンで焼き上げ、旨みを閉じ込めたジューシーな焼き上げ。
「石窯オーブン調理」、「過熱水蒸気調理」、「レンジ調理」、「蒸し調理」、「グリル調理」の5つの調理方法を選ぶことができます。これらの調理方法を組み合わせて、最適な加熱をする自動メニューを34通り搭載しています。
3.食で健康をサポートする「ヘルシーメニュー」
過熱水蒸気を使って、「鶏のから揚げ」や「春巻き」をつくることができます。油で揚げないのでカロリーを抑えることができます。揚げ物を再加熱する「カラッとあたため」も過熱水蒸気を使って油を落としながら、衣はカラッと、中はアツアツに加熱できます。
その他にも、豆乳とにがりを使う「手作り豆腐」、少ない油でフライを作る「ローカロリー フライ」などのヘルシーメニューを採用しています。
4.その他の特長
(1)「庫内まるごと遠赤」300℃オーブン:庫内の5面から放射される遠赤外線で、表面はこんがり内部はジューシーなオーブン料理が可能です。焼き上げ温度を最高300℃まで設定できるため、遠赤外線の効果を一層引き出します。
(2)「たてワイドよこワイド」33Lフラットオーブン:業界最大クラスの33Lのフラットな庫内は、横幅が広く天井が高い「たてワイドよこワイド」です。庫内容量が大きいので、熱風循環式オーブンの熱風が庫内をスムーズに循環し、焼きむらを抑えることができます。また、食品の出し入れがしやすい設計です。
(3)「スチーム機能」の向上:スチームユニットのヒーターを2本にしたため、蒸し調理やあたためで使うスチーム機能も従来機種に比べてパワーアップしました。スチーム用の給水タンクの他に排水受けを本体下部前面に設けたので、使いやすいさが向上しました。
(4)オーブンでもレンジでも使える「遠赤石焼きプレート」:表面加工で遠赤外線を多量に放射する耐熱セラミック製の「遠赤石焼きプレート」は、オーブン料理やレンジ加熱に利用出来ます。汁物をこぼしてもプレートが受け止めるので庫内底面を汚さず取り出して洗えるので、お手入れが簡単です。
(5)スピードとおいしさを選べる「あたため」機能:電子レンジの加熱出力は1000Wで、赤外線センサーで食品の表面温度を検知してあたためます。あたための方法は、連続1000Wの「スピードあたため」と、食品の硬化や弾けを抑える「ソフトあたため」、ラップなしでも食品の乾燥を防ぐ「スチームあたため」の3通りから選べます。
(6)大容量でも置きやすい「奥行き45cmピッタリ置き」:新製品は本体背面を壁に着けて設置できる仕様になっています。そのため、奥行き45cmのレンジ台や家具にもスッキリ収納することができます。
(7)使いやすさに配慮したデザイン:2つの設定ダイヤルと、大きくて目立つスタートボタンを採用。操作ボタン数を減らし、操作の複雑さを低減したフレンドリーなデザインとしました。表示部は暗いところでも表示が見やすい大型のホワイトバックライト液晶。製品前面の色は明るく清潔感があるシルバー色と、落ち着いたブラック色の2色から選ぶことができます。
(8)3通りの生解凍コース:包丁が入るやわらかさまで素早く解凍する「肉の半解凍」コース、完全に解凍する「肉の全解凍」コース、さしみを生解凍する「さしみ」コースから選べます。
(9)らくらくベーカリーコース:電子レンジでパン生地を発酵する「レンジ発酵」機能を採用し、面倒な設定なしで約1時間以内で生地作りから焼き上げまでが可能です。
(10)脱臭機能:オーブン庫内のコーティングは脱臭触媒を含有。オーブンを空焼きすることで、臭いの成分を分解できます。
新製品の主な仕様
| 形 名 | ER-C300 |
| 電 源 | 100V(50/60Hz共通) |
| レンジ | 消費電力 | 1450W |
| 高周波出力 | 1000・600・500連続・200W相当 |
| オーブン | 方式 | 熱風循環方式(2段調理可能) |
| 消費電力 | 1370W |
| ヒーター出力 | 1300W |
| 温度調整範囲 | 発酵(30・35・40・45℃)、100〜300℃※1 |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 500×450×405mm |
| 庫内寸法(幅×奥行×高さ) | 400×305×255mm |
| 庫内容量 | 33L |
| 質 量 | 22kg |
| 色 | シルバー(S)、ブラック(K) |
※1:オーブン温度を260℃以上に設定した時は、調理開始後30分で250℃に切り換わります。
300℃での運転時間は約10分です。また、設定温度が270℃以上のときは予熱温度は270℃ になります。
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