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ソフトウェアテスト

ソフトウェアテストでは、設定する因子が多く、組合せ試験数が膨大になり、試験しきれない場合が
あります。全ての組合せ試験を実施すると試験コストも膨大になります。 少ない試験数で、設定因子の
組合せによる不具合を効率的に検出します。

 

組合わせ試験例

 

食券発券システム サラダ、パスタ、ドリンクは下記の内容から選べる。

発券画面

サラダとパスタとドリンクのセットを選び、「発券する」ボタンを押すと食券が印刷される。

 

全ての組合せ試験を実施する場合    
組み合わせ試験   ソフトウェア(システム)を原因とする誤動作は、多因子の組合せで発生するケースは稀で、多くのケースでは2因子の組合せを基準にしてチェックすれば、不具合を効率的に追い込めます。
 
     
効率的に組合せ試験を実施する場合(L4直交表を使用)     
組み合わせ試験   条件で2因子間の組合せ 12通りが
全て試験される。
 No.1 :A1B1、A1C1、B1C1
 No.2 :A1B2、A1C2、B2C2
 No.3 :A2B1、A2C2、B1C2
 No.4 :A2B2、A2C1、B2C1
 

 

組合せ因子数が増えた場合、例えば10因子、3水準の場合、組合せ試験数は 3^10=59049と膨大になります。 直交表を使用することで試験回数を36条件に減らして2因子間の組合せを全て試験することができます。

直交表(2因子間の組合せバランスを考慮して、2因子間の組合せを全て試験できる条件表)、
all-pair法(2因子間の組合せを全て試験できる条件表)を使用することにより、少ない試験回数で効率的に不具合を見つけだす条件表を作成することができます。

しかしながら、設定因子と設定値を考え出す事は簡単ではありません。 試験漏れが無いように設定因子と設定値を考え出すことが重要です。

 

ソフトウェアテストの流れ

(1)設定因子と設定値を考え出す流れ

目  的 ・どういうシステムを構築するのか
・システムに要求されている事項は何か
↓  
状況把握 ・現状システムの整理
(あいまいな点、正常処理、異常処理)
・過去の不具合流出原因調査
↓  
分析・調査 ・状態遷移図の確認
・フローチャート、機能の確認

設定因子と設定値の例

        cdの状態

↓  
試験対象 ・試験対象個所、範囲の確認
・評価方法の確認
↓  
水準表作成 ・組合せ試験に必要な因子、水準の抽出
・因子の見直し

        状態遷移図のパスaとパスc (「CDが挿入されている状態」→
        「再生している状態」→「排出されている状態」)を対象にした条件表作成

        <水準表>

        水準表

(2)条件表作成、試験実施の流れ

条件表作成 ・直交表、all-pair法による条件表作成
・禁則条件の反映

        <L8直交表を使用した条件表>

   条件表
   網羅率

↓  
試験の実施 ・条件表に従い、正常動作するか試験を行う
↓  
不具合検出 ・不具合が発生した条件組合せを検討する。
・条件表の共通組合せで不具合が発生しているか調査する

 

使用直交表と試験網羅率の例

直交表を使用して高い網羅率の条件表が作成できます

  直交表

上記以外でもソフトウェアの規模に応じて様々な大きさの条件表を作成できます。

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