複合火力発電
複合火力発電とは?
2種類以上の発電設備を組合せて発電するシステムでコンバインドサイクルと呼ばれています。
現在の主流は、ガスタービンと蒸気タービンを組合わせるGTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)で、ガスタービンの排熱を利用し蒸気タービンを駆動し効率良く発電出来るため、燃料消費が少なく、排出CO2も少ない環境にもやさしい発電システムです。ガスタービンにより高温のガスを使用することでより効率が上がるため、超合金を素材とし、高度な冷却技術を適用することで、現在は1500℃の高温ガスでガスタービンを駆動しています。またガスタービンは蒸気タービンと比較するとすぐに起動できるため、電力が必要な時にすばやく対応できる発電システムです。
東芝の複合火力発電の特徴
H SystemTM
当社は米国ゼネラルエレクトリック社と製造協業契約し、より高効率なGTCCであるH SystemTMに取り組んでいます。
H SystemTMとはガスタービン動翼入口温度を世界最高水準である1500℃級とした一軸型コンバインドサイクル発電システムです。ガスタービン第1,2段動静翼の冷却を従来の空気冷却方式ではなく回収式蒸気冷却方式を採用することにより二酸化炭素排出量は従来型LNG火力に比べ約25%削減、そして世界最高レベルの熱効率を達成し低発電コスト、優れた環境性能に優れたシステムを実現しています。

H SystemTMは東芝と米国ゼネラルエレクトリック社の製造協業契約に基づく共同製品です。

複合火力発電の納入事例
東京電力(株)向け 富津火力発電所 4号系列は、国内初のH SystemTMを採用した発電所です。
従来のACC(Advanced Combined-Cycle)より高い性能を達成しています。
| プラント名称 | 富津火力発電所 4号系列 | |
|---|---|---|
| プラント型式 | 1軸再熱式コンバインドサイクル | |
| ガスタービン型式 | MS9001H(50Hz) | |
| 営業運転開始日 | 2008年 7月 | |
| 燃料 | LNG(天然ガス) | |
| プラント性能 | 出力 | 507MW×3軸 |
| 効率(HHV基準) | 53% | |
| 蒸気タービン型式 | TCDF-33.5" | |
東京電力(株)向け 富津火力4-1軸





火力・水力事業部のトップへ