
造水付発電
造水付発電とは?
火力発電設備と海水淡水化装置を組合せたエネルギーロスの少ないシステムです。複数のガスタービンの排熱で蒸気を発生させ、その蒸気は蒸気タービンで仕事をした後、海水淡水化装置で淡水を作ります。
地球の水はその97.5%は海水で、淡水は2.5%しかありません。特に中東地域ではエネルギーと生活用水は密接な関係をもっており、火力発電の余熱を利用して海水を淡水化する大型プラントが生活を支えています。火力発電には熱効率の良い複合火力発電を採用し、海水淡水化装置には多段フラッシュ方式を採用し海水を熱し水蒸気を発生させ冷却して大量の淡水を造ります。プラントは複数のガスタービン、蒸気タービン、海水淡水化装置で構成されますが、プラント統括監視制御装置で効率良く運転されています。
造水付発電の納入事例
UAE ウム アル ナール発電・海水淡水化プラントは、2007年7月に営業運転を開始しました。 ガスタービン5台、排熱回収ボイラ5台、蒸気タービン2台から成る出力1550MWの多軸型コンバインドサイクル発電プラントで、発電と同時に低圧蒸気を9台の海水淡水化設備に供給し、43万m3/日の淡水を造る能力を持っています。東芝は発電設備の設計、調達、据付工事、試運転とともに、プロジェクトの技術取り纏めを担当しました。既設の各種設備との統合を含む大規模なプラントであること、天然ガスと軽油の2種類の燃料に対応可能であることなどの特徴がありますが、特に東芝の分散型デジタル監視制御装置により、発電出力と造水出力並びに主要機器の運転台数に応じた柔軟で最適なプラントの運用を可能にしています。





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