東芝映像ソリューション株式会社

2017年10月16日
東芝映像ソリューション株式会社

名鉄グループ中部国際空港セントレアホテル様において、
訪日外国人宿泊客向けデジタルサイネージ実証実験を実施
-防災情報伝達効果を検証、東京大学総合防災情報研究センター等による監修-

 東芝映像ソリューション株式会社は、10月17日より、東京大学大学院、株式会社東芝 デザインセンター、ES東芝エンジニアリング株式会社と共同で、名鉄グループの中部国際空港セントレアホテルにおいて訪日外国人の宿泊客を対象としたデジタルサイネージの実証実験を行います。

1. 社会的背景

 東日本大震災や熊本地震を経て、総務省及び消防庁により災害情報伝達手段の補完並びに多様化のひとつとしてデジタルサイネージの活用が検討されており、消防庁では2018年3月に向けてガイドラインの策定と公開が予定されています。
 また、2016年の訪日外国人観光客数累計は2千4百万人を越え(日本政府観光局(JNTO)発表統計)、さらに政府は2020年の目標人数を4千万人、2060年のそれを6千万人と定めています。日本語を理解していない外国人観光客に配慮した災害情報伝達や避難誘導の具体的検討が急務となっています。

2. 東芝グループ3社の取り組み

2-1. 昨年末、約2千名の避難訓練で実証実験を実施

東芝グループ3社(上記3社)では2016年12月16日にラゾーナ川崎東芝ビルにおいて株式会社東芝の社員約2千名の避難訓練実施の際にデジタルサイネージの実証実験を行い、アンケートの結果から、文字よりもマーク(絵文字)が、静止画よりも動画が注意を喚起しやすい等の傾向が確認されました。

2-2. 今回の実験概要

今回の実証実験の概要は、以下のとおりです。

  • 日程:2017年10月17日火曜日から
  • 場所:名鉄グループの中部国際空港セントレアホテル
  • 対象:来日外国人観光客
  • 目的:来日外国人に対する災害情報伝達手段としてのデジタルサイネージの有効性を確認します。本実証実験で得られたデータ・知見は今後より公共に寄与する学術研究に生かされるとともに、東芝グループの防災・減災支援サイネージソリューションにおけるお客様へのコンテンツ提案に活用していく計画です。
  • 方法:ホテル施設内に設置したデジタルサイネージに防災に関わるコンテンツを表示し、宿泊客の視認率や内容の理解度等について調査を行います。
  • 協力:中部国際空港セントレアホテル様、
    ES東芝エンジニアリング株式会社、株式会社東芝 デザインセンター
  • 監修:東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター 特任准教授
    関谷 直也 様 (専門:災害社会学、災害情報論、社会心理学)
    東京大学大学院工学系研究科 准教授
    廣井 悠 様(専門:都市防災、都市計画、防災学、行動科学)
  • 主管:東芝映像ソリューション株式会社

3. 今後の取り組み

弊社ではデジタルサイネージを情報伝達手段として活用した全般的な防災・減災支援を推進しています。
株式会社東芝のデザインセンターの協力による適切なコンテンツ開発の取り組みに加え、2016年のホーチキ株式会社との協業による火災報知機とのインテリジェントなシステム連携や、地震計、その他水害等様々な自然災害に対する防災の備えと災害発生時の減災に資するシステムの開発に取り組んで参ります。

本発表に関するお問い合わせ先はこちらをご参照ください。

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