企業豊洲センタービルアネックス様
(株式会社IHI 様、三井不動産株式会社様、三井不動産ビルマネジメント株式会社様)

入居者へ向けて“ビルの回覧板”としての情報発信を行うとともに
緊急地震速報や火災報知器からの警報と連携

豊洲センタービルアネックス 様

豊洲センタービル アネックス 画像
豊洲センタービルアネックス(所有:株式会社IHI(以下、IHI)、運営管理:三井不動産株式会社(以下、三井不動産)、運営代行:三井不動産ビルマネジメント株式会社(以下、三井不動産ビルマネジメント))では、ビルそのものに付加価値をもたらし、BCP対応を強化するため、1Fエントランスに7台のプロフェッショナルディスプレイTD-Z471(47V型)、エレベーター18台の各室内にREGZA(32V型)を設置。これらデジタルサイネージに“ビルの回覧板”としての役割を持たせることで、入居者/利用者に向けたタイムリーな情報発信を可能にしました。また、緊急時には防災・減災にも活用できるよう、緊急地震速報や火災報知器との連携も実現しています。

豊洲センタービルアネックス 様

【施設プロフィール】
名称:豊洲センタービルアネックス
竣工:2006年
所在地:東京都江東区豊洲三丁目9番3号
階 数:地上33階、地下2階

ここ十年で大規模再開発が進み、東京ベイエリアの一画として大きく発展している豊洲地区。そのランドマークとなっているのが、豊洲センタービルとツインタワーを形成する同ビルだ。オフィスビルとして先進の機能を備えるとともに、ビル北側の広場は水と緑にあふれた空間となっており、働く人々はもちろん地域の人たちも利用できる憩いの場となっている。

【インタビューイ】

株式会社IHI
都市開発セクター
オフィス・商業施設グループ
浅井 優茄 氏
三井不動産ビルマネジメント株式会社
オフィス事業推進本部
事業二部
豊洲オフィス 主幹
東條 克之 氏
NTTデータ
カスタマサービス株式会社
ファシリティエンジニアリング事業部
営業担当 主任
横須賀 博充 氏
NTTデータ
カスタマサービス株式会社
ファシリティエンジニアリング事業部
エンジニアリング部
環境・インフラ担当 主任
酒井 勇治 氏
株式会社フジミック
社長室 企画部
シニアスペシャリスト
荒野 幸一 氏
導入商品

選定のポイント

  • 緊急地震速報や火災報知機と連携し、画面自動切り替えが可能なこと
  • コストバランスに優れており、高度な保守サービスが受けられること
  • 導入から運用までワンストップのトータルサポートが受けられること

ビルそのものに付加価値をもたらし、BCP対応を強化したい

導入の経緯

東京ベイエリアの一画にある豊洲地区は、ここ十年ほどで大規模な開発が進み、いくつもの超高層ビルが建設されています。そしてその代表格といえるのが、2006年にオープンし、本館である「豊洲センタービル」とともに、同地区のランドマークとして親しまれている「豊洲センタービルアネックス」です。
同ビルを所有するIHIと、運営管理を担当する三井不動産では、周囲の開発が進み、次々と新しい超高層ビルが完成していく中で、ビルそのものに付加価値をもたらし、BCP対応を強化するため、デジタルサイネージの導入を検討することになりました。
そこで両社は検討を重ね、エレベーターの各室内やエントランスにサイネージを設置し、そこから情報配信を行うことを決めました。

エレベーターの待ち時間を活用し、ビルの入居者/利用者に有益な情報を伝達する

導入時の課題と要望

エレベータエントランス画像

IHIと三井不動産ビルマネジメントでは、豊洲センタービルアネックスにおけるICT(Information and CommunicationTechnology)システムの運用・保守を担っているNTTデータカスタマサービス株式会社( 以下、NTTデータカスタマサービス)に対し、デジタルサイネージの設置について提案を求めることにしました。というのも、同社はNTTデータグループの一員として同ビルに入居しており、利用者目線からのアイデアが期待できるのではないかと考えたからです。当時の思いについて三井不動産ビルマネジメント オフィス事業推進本部 事業二部 豊洲オフィス 主幹の東條克之氏は「こちらとしては、サイネージを通じてビルの入居者/利用者の方に価値ある情報をお届けしたいと伝えました。例えばエントランスでエレベーターを待ったりする時間も、サイネージから流れる映像を見て有意義に過ごしていただければ、その満足度もきっと高まると考えたのです。」と振り返ります。 依頼を受けたNTTデータカスタマサービスは、放送関連のシステム開発・運用からコンテンツ制作まで豊富な経験とノウハウを持つ株式会社フジミック(以下、フジミック)をパートナーに迎え、デジタルサイネージの具体的な導入計画を作成することにしました。

トータルバランスの良さと、ワンストップソリューションの安心感を評価

選定のポイント

デジタルサイネージ設置例

NTTデータカスタマサービスとフジミックは、サイネージの台数や配置場所、システムの全体構成や、コンテンツの種類、スケジュールなどを決めていく中で、ハードウェアについては早々に東芝映像ソリューション株式会社(以下、東芝映像ソリューション)を選定しました。その経緯について、NTTデータカスタマサービス ファシリティエンジニアリング事業部 営業担当 主任の横須賀博充氏は「こうした導入の際には全体のコスト圧縮のため安価な海外製ディスプレイが候補に挙がることもありますが、海外製の製品は長年使っていくうちに画面が焼き付くなど品質上の不安があります。その点、東芝映像ソリューションの製品なら安心ですし、コストバランスにも優れています。」と語ります。
選定のポイントにサポートの信頼感を挙げるのは、同社エンジニアリング部 環境・インフラ担当 主任 酒井勇治氏です。「技術的な質問への回答が的確でしたし、実際、運用開始後にトラブルが起きたときは、原因を徹底的に究明していただきました。」
一方、フジミック 社長室 企画部 シニアスペシャリストの荒野幸一氏は「東芝映像ソリューションがワンストップソリューションを立ち上げていたことも大きかったですね。」と述べ、さらに「今回は人の命を預かるエレベーター設備にも設置することになりますので、サイネージが起点となって障害がエレベーター本体に及ぶというケースは絶対に避けなければなりません。その点、東芝映像ソリューションなら製品の信頼性が高いのはもちろん、当社の災害情報提供サービスと連携するコンテンツ配信をコントロールするセットトップボックスのハードウェア/ソフトウェア、コンテンツ配信基盤の構築・保守までをトータルにサポートしてもらえることから、我々としてもコンテンツプランの策定や運用に専念することができます。」とそのメリットを強調します。

“ビルの回覧板”としての効果と、緊急時の防災・減災に期待

導入効果と将来の展望

デジタルサイネージ設置例

こうして、1階エントランスに7台のプロフェッショナルディスプレイTD-Z471(47V型)が、エレベーター18台の各室内にREGZA(32V型)が設置され、2016年4月から本格的な運用がスタートしました。
通常これらのディスプレイでは、ニュースや天気予報、路線情報といった一般的なコンテンツに加え、テナントからの要望に併せて新装開店やビルのメンテナンス情報をお知らせしたりしています。いわば“ビルの回覧板”として活用されているわけですが、こうしたコンテンツの運用には、米国SCALA社製デジタルサイネージ管理ソフトウェア「Scala」が役立っています。
「最大の効果は、ビルの入居者/利用者への情報発信の強化が実現したことでしょうか。」(東條氏)。
さらに、今回のシステムの特色として、フジミックの災害情報サービスが配信する気象警報や地震情報を表示するだけでなく、ビルの緊急地震速報設備や火災報知機からの警報と連携し、何か起こったときには画面を自動的に切り替えてビルの利用者に注意を促し、防災・減災にも活用できるようになっています。この点については、総務省や消防庁、デジタルサイネージの業界団体からも先進的な取り組みとして高く評価されています。
今後、IHIと三井不動産ビルマネジメントでは、入居者/利用者へのアンケートなどを実施し、より魅力的なコンテンツづくりを進めていくそうです。

導入事例はPDF形式でもご覧いただけます

  • 本文に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
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