複数のマイクロプロセッサをオンチップ上で実現するのに適した新しいキャッシュメモリの制御技術について

1996年2月5日

 当社は、1チップ上の複数のマイクロプロセッサを並列に動作させ、 高速処理を可能にするオンチップマルチプロセッサにおいて、従来比約1.7倍の データの処理速度の向上を可能にする新しいキャッシュメモリの 制御技術を開発しました。

 本技術は、(1)共通のバス(マイクロプロセッサとメモリの情報の やりとりを行う経路)を介さずに、データ管理を高速かつ一元的に行う 「CCU(キャッシュメモリ高速制御技術)」や、(2)必要なデータを 他のマイクロプロセッサのキャッシュメモリから効率的に探し出す 「CRAC(キャッシュメモリ高速データ転送技術)」を用いることにより、 オンチップマルチプロセッサの高速化を実現してます。


開発の背景
本技術の特長


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