中国における複写機生産会社への資本参加について

1996年3月1日

 当社は、中国における複写機の生産委託先である「雷欧電子(深圳)有限公司」に資本参加し、当社現地製造会社として生産能力の 拡充を図って参ります。
 当社の資本参加に伴い、同社の資本金を1,858万3千香港ドル (現在600万香港ドル)に増資し、当社が81%、東芝中国社が9%、レオ電子 株式会社(所在地:東京都練馬区、社長:中馬宏允)が10%の出資比率となります。 3月中に現地での諸手続きを完了し、新社名は、「東芝複印机(深圳)有限公司」とする予定です。

 当社は複写機の生産拠点として、柳町工場(川崎市幸区)を中心に、米国 サウスダコタ州にトナー工場、フランスに複写機、トナー工場を設けグローバルな 事業展開を進めてきました。1994年4月からはレオ電子株式会社の中国現地法人で ある雷欧電子(深圳)有限公司と生産委託契約を 結び、年間6万台規模で普及機種の生産を行っています。
 今後、「東芝複印机(深圳)有限公司」では、 年内に製造設備を増設し普及型複写機の新機種の生産を開始し、1998年には 年間約15万台の生産能力を整えます。また、将来は複写機関連機器の生産も 行う予定です。

 当社は、「東芝複印机(深圳)有限公司」を 複写機事業のグローバル展開における重要な生産拠点と位置づけ、今後大幅な 伸長が期待される中国市場に対応していく他、全世界向けに製品を供給していきます。


「東芝複印机( 深圳)有限公司」の概要

所在地 広東省深圳市
董事長 駒井 衛(3月就任予定)
総経理 土門 進(3月就任予定)
設立 1993年4月(雷欧電子(深圳) 有限公司)
当社資本参加 1996年3月
資本金 1,858万3千香港ドル(約2億4千万円)
敷地面積 4,400
建家床面積 8,600
従業員数 約220人(1996年)
生産品目 複写機(普及機)および複写機関連製品


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