DVDディスク製造用の高精度原盤記録装置の開発ならびに実用化について 1996年3月14日
本装置は、米国タイム・ワーナー社と進めてきたDVD技術開発の中で、 ディスク製造のための中核装置となるもので、当社のKrイオンレーザによる 短波長(351nm)レーザ記録技術、記録ビームスポットを高精度で 位置決めできる高精度位置制御技術、レーザの焦点位置を最適に制御する フォーカスサーボ技術を駆使して開発し、昨夏から東芝EMI株式会社 御殿場工場に設置し、サンプルディスク用の原盤記録を行うなど、実用ラインで 使用するための装置評価・調整を進めてきたものです。 本装置を使用することで、高密度に信号ピットを配列するDVDディスクの 量産の要となるディスク原盤の制作を高い信頼性で安定して行うことができ、 本格的なDVDディスク生産に向けた体制が整うことになります。 当社では、本装置を、東芝EMI株式会社と96年中頃から実施する 「DVDマスタリング・製盤サービス」にも運用していきます。
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |