世界最小の外枠の12.1型TFT液晶表示装置の発売について

1996年3月28日

12.1型の大画面ながらA4サイズのノートブック形パソコンへの搭載が可能

 当社は、12.1型TFT液晶表示装置として、世界最小の外枠を 実現することにより、A4サイズのノートブック形パソコンへの搭載を業界で 初めて可能にした「LTM12C268」を開発し、4月からサンプル出荷を 開始します。
 また、新製品は、重量も世界最軽量クラスを実現しており、携帯型パソコンに 最適です。

 新製品は、液晶を駆動させるための液晶走査駆動ICにおいて、リード線が 折り曲げ可能で基板両面に実装できるパッケージであるTCPタイプを採用し、 圧着部分を小さくすることによって実装面積を縮小しています。また、 ガラス基板のサイズも従来比約2.3%縮小しています。これによって、 12.1型(対角31cm)の表示画面を実現しながら、外枠の大きさを幅 275mm×高さ195mm(当社従来品、高さ203mm)と世界最小を実現しており、 ノートブック形パソコンにおいてコンパクトな本体ながら大画面化が実現できます。

 また、新製品は、800×600画素(SVGA)の表示容量を有しており、 最大26万色の同時表示が可能など、マルチメディア時代に対応した高精細な 動画像を表示することができます。

 また、当社は、外枠の大きさを当社従来比約10%縮小し、9.5型と 同等の外形寸法を実現した10.4型TFT液晶表示装置 「LTM10C272S」、外枠の縦寸法を短縮することにより、サブノート形 パソコンへの搭載が可能な11.3型TFT液晶表示装置「LTM11C267」も 開発・商品化しました。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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