世界共通使用が可能なカラーテレビ用ICの新製品について 1996年4月18日
新製品は、1.2ミクロンのバイCMOSプロセスを採用することで、 6500ゲートの大容量のロジックを内蔵しているため、基準発振によって 全放送方式に対応可能な副搬送波回路の搭載を可能にしました。これによって、 従来、放送方式や周波数ごとに複数の水晶振動子を接続する必要があったのに対し、 1つの水晶振動子で対応可能になりました。 さらに、バイCMOS技術の採用によって、業界で初めてベースバンド遅延線の 内蔵も実現しました。 このため、新製品は、世界各方式に対応するとともに、周辺部品点数を従来の 約半分に減らすことができるため、シャーシ基板の簡略化やテレビセットにおける 世界レベルでの設計の標準化を可能にします。
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