開発の背景と狙い X線CT装置は、コンピュータを用いて人体の断層を撮影する画像診断装置で、身体 にメスを入れること無く人体深部の診断が容易にできることから、医療機関での導入が 進んでおり、現在、日本国内で約1万2千台が出荷されています。 ヘリカルスキャン方式のX線CT装置は、臓器全体に対し短時間で精密な検査ができ るため、撮影中呼吸を止める必要のある肺の検査や、治療装置との組み合わせによる手 術支援などでの応用が期待されています。このような中で、より精密な画像の撮影や患 者への負担の軽減を図れるX線CT装置への需要が高まっています。 また、ヘリカルスキャン方式のX線CT装置においては三次元表示が 多用されるため、体軸方向の分解能が重視される傾向にあります。
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