開発の背景と狙い

 LEDは、ガリウム系化合物の単結晶基板に化合物の結晶層を成長させて形成した チップに電流が流れると発光するダイオードの一種で、チップを形成する材料や 組成比、不純物の成分や量で光の色(波長)や光度が変わります。

 現在、LEDランプは、寿命の長さや振動に強いという利点から、屋外の表示装置 などの大規模なセットをはじめ、車載用、OA機器、照光用、携帯電話など幅広 分野で使用されています。なかでも携帯電話やノートブック形パソコンなどの 携帯機器は、小形化・高機能化とともに低消費電力駆動が求められており、 このため、機器に使用される部品はさらなる低消費電力化が求められています。

 当社はこの様なニーズに対応し、従来と同等の発光を約10分の1の消費電流で 可能にしたInGaAlP系の高輝度LEDランプを開発しました。


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