新製品の主な特長

(KSG-A310)

  1. 今回新たに丸形の新型バーナーを採用することにより、小形クラスでは 暖房出力を最大3.14kW、最小0.56KWと業界最大の可変幅を 実現しました。これにより、運転開始時の立ち上がり暖房能力を向上させ、 立ち上がり時間を約19分と、当社従来機種(*)に比べ3分短縮するとともに、 低出力運転により室温の上がり過ぎを防ぐなど、快適な暖房を実現します。 (試験条件:6畳和室、外気温0℃、 設定温度22℃

    (*)当社従来機種:「KSG-260W」

  2. 新型バーナーの採用により、従来機種に比べ、バーナー部の小型化を図り、 従来機種と同寸法の本体サイズの中で油タンクの容量を5リットルから 6リットルに大容量化しました。その結果、従来、7日に1回程度行っていた 給油作業を9日に1回で18リットルの灯油ポリタンクでちょうど3回分と 使い勝手のよい容量となり給油の手間が軽減されました。

    (給油回数の試算目安:東京地区(年間使用日数140日)で設定温度 20℃、部屋の広さ6畳、 使用時間 1日5時間の使用条件にて試算)

  3. 今回新たに「ニオイトリプルロック」機構を採用しており、 消火時の未燃ガスによる刺激臭の発生を抑えました。
    従来機種では、消火時の未燃ガスの発生を抑えるため、消火時に送油ポンプと 送風ファンを停止させ、ノズルを1~2秒あけたままにしてバーナーおよび 気化器内に残っている未燃ガスを燃焼させる方式採用していましたが、新製品では、 これに加えて、バーナー部に余熱をためる消臭保炎リングを採用し、この余熱を 利用して未燃ガスを効率よく燃焼させる方式を採用しました。これにより消火時の いやなニオイの元となるトータルハイドロカーボンの発生量を従来機種の約半分 以下に抑えることができます。

  4. 油タンクの油切れをアラームで知らせます。また、油タンクの油がなくなった後 でも、石油ファンヒーター本体内の固定タンクの油により最大110分(弱暖房時) まで延長運転することができ(従来機種90分)、その場合、運転可能時間を 1分ごとにカウントダウンして表示する「給油インフォメーション」システムが 作動します。

  5. 最少設定時間が15分単位の24時間簡易時計式点火タイマーを採用しており、 点火時間のタイマー設定が容易にできます。

  6. 弱燃焼時の消費電力を55ワットに低減するとともに (従来機種:120ワット)、運転音も23DBに低減しています (従来機種:25DB)。

  7. 給油時の油タンクの口金開閉作業で手が汚れるのを防ぐため、口金開閉金具 「口金オープナー」を装備しています。


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