小形・省スペース化を図り、スキャン時間を短縮したヘリカルスキャン方式X線CT装置の販売について

1996年6月6日

株式会社 東芝
東芝メディカル株式会社

 当社は、身体の断層画像を連続撮影できる ヘリカルスキャン方式(*1)の全身用X線CT 装置として、約20?の部屋や 集団検診車への設置が可能な小形・省スペース化を図るとともに、 最短スキャン時間約0.6秒を実現した「Xlead」を開発し、本日から 営業活動を開始します。

 新製品は、X線管を高速に回転させるためのガントリの機構を強化することなどによ り、最短スキャン時間が約0.6秒と当社従来機種「Xvision」に比べ約3分の 2に短縮しており、撮影時間の短縮や患者への負担軽減が図れます。

 さらに高密度実装技術などを採用することによってX線高電圧装置を本体内に内蔵す るなどの小形・省スペース化を図っており、 20?程度の部屋への設置、あるいは集団 検診車などへの搭載も可能です。
 新製品の販売価格は、本体と寝台および操作を行うコンソールの標準構成で3億3千 万円です。国内出荷は平成8年7月からで、東芝メディカル株式会社が行います。 また、国内出荷と同時に海外市場へも新製品を投入し、初年度で300台の販売を 予定しています。


開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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