開発の背景

 大容量のデータが集積されているハードディスクの読み出しや一度に大量のデータ 転送が必要なACサーボモータの制御などにおいては、データの高速処理が 要求されています。

 これまで、データのデジタルフィルタ処理は、CPU内部の演算 プログラムによって行われていたため、CPUの負担が大きく、処理速度の課題が ありましたが、新製品は、演算専用回路である積和演算器をマイコンに 内蔵することにより、CPUの負担を少なくするとともに、デジタルフィルタ 処理速度の大幅な向上を実現しました。

 今回の「TMP95C243F」は、3年前からラインアップを進めている 組込み用の16ビットマイコン「TLCS-900/Hシリーズ」の新製品として、 データ処理の高速化のニーズに応えるべく開発したものです。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。