「グローバルネットワークサーバ GSシリーズ」の発売について

1996年10月7日

エントリー機種で約4倍の頑健性を実現するなど、頑健性・拡張性・運用性等を強化

 当社は、エントリー機種で約4倍の頑健性を実現する (*1)など、 ネットワークコンピューティングや基幹業務システムに不可欠な頑健性と拡張性、 運用性を、エントリー機種から最上位機種までの全機種に備え、従来のPC (パソコン)サーバに比べ、価格性能比に優れた「グローバルネットワークサーバ GSシリーズ」4機種を商品化し、本日から営業活動を開始します。

近年、クライアント/サーバ型のシステムが一層浸透し、PCサーバの適用分野も、 ファイルサーバ・プリントサーバ等から、最近では基幹業務まで広がり、 導入ユーザもシステム管理の熟練者から初心者までと多様化する傾向にあります。 このため、ネットワークコンピューティングや基幹業務システムのサーバに 要求される、頑健性・拡張性・運用性などに対して、従来のパソコンの延長線にある PCサーバでは対応できなくなってきています。

 新製品は、従来のPCサーバが使用されていたファイルサーバ・ プリントサーバ等から拡張性の必要なネットワークコンピューティングや 頑健性が不可欠である基幹業務にまで広範囲に利用できる「グローバルネットワーク サーバ」です。全モデルに「RAID機能(*2)」、 「ディスクドライブのホットスペア(*3)」、 「冗長電源」の各機能を装備でき、頑健性を向上させることができるとともに、 キースイッチのワンタッチ操作だけでシステムをシャットダウン処理する 「自動シャットダウン機能」を全モデルに装備して運用管理性を向上させ、 さらにエントリー機種でもハードディスクドライブ(HDD)を本体内に 最大12GBまで内蔵できる優れた拡張性を有しています。

 また、CPUに「Pentium(TM)Proプロセッサ (200MHz)」を採用するとともに、OSとして 「MicroSoft(R)WindowsNTserver」または 「NetWare」を搭載することができます。 新製品のラインナップは、低価格ながら拡張性と頑健性を備えたエントリー機種 「GS200」、エントリー機種に対して拡張性を強化した機種「GS250」、 Pentium(TM)Proプロセッサ2個による SMP(*4)に対応した高性能機種「GS400」、 およびPentium(TM)Proプロセッサを最大4個まで 搭載可能な最上位機種「GS700」の4機種11モデルです。

 さらに、新製品として、2台の「GSシリーズ」で互いに稼働状況を監視し合い、 万一、一方に障害が発生した場合に他方がその処理を引き継いで、システム停止に 至らずに業務処理を継続する機能を提供する「HAシステムfor WindowsNT(*5)」および、 「HAシステムソフト」とともに使用することで高信頼システムを実現する 専用のディスク装置で、2重化されたRAIDコントローラおよび 2重化電源が採用されている「共有ディスク装置」をあわせて商品化しました。


新製品の概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
お問い合わせ先


  • Pentiumは米国インテル社の米国における商標または登録商標です。
  • Microsoft、Windows、WindowsNT は米国Microsoft Corporationの米国および その他の国における商標です。
  • NetWareは米国ノベル社の登録商標です。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。