平均10倍速を実現した超薄型CD-ROMドライブ および12倍速CD-ROMドライブの発売について

1996年10月14日

当社は、厚さ12.7mmの超薄型CD-ROMドライブの新製品として、1秒間に 平均1,500KBのデータを読み出すことができる平均10倍速CD-ROMドライブ 「XM-1502B」を開発し、本日より量産出荷を開始します。
また、1秒間に1,800KBのデータを読み出すことができる12倍速CD-ROMドラ イブ「XM-5702B/XM-5701B」も、本日よりサンプル出荷を開始します。

超薄型CD-ROMドライブ「XM-1502B」は、新たに開発した薄型ピックアップや薄 型モーターの採用をはじめ、高密度実装技術の採用などにより、ノートパソコンなどに 最適な厚さ12.7mmを実現しました。また、ディスクの回転方式として、CAV(角 速度一定方式)と、CLV(線速度一定方式)を併用した回転方式を新たに採用すると ともに、低発熱ディスクモーター駆動ICの採用などにより、平均10倍速の高速回転 と、平均2.7Wの低消費電力を同時に実現しています。

新製品「XM-5702B/XM-5701B」は、新開発の高性能LSIを採用することにより、 信号処理能力の高速化やエラー訂正能力の向上を図るとともに、光ピックアップヘッド やディスクモータの改良により、12倍速の高速回転でも安定した読み出しを 可能にし、 シークタイムで115ミリ秒、アクセスタイムでも125ミリ秒という高速アクセスを実現 しています。


新製品の主な概要
製品化の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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