電子商取引に最適なICカードの発売について

1997年1月8日

暗号処理専用プロセッサを内蔵し、高いセキュリティ性を実現

 当社は、電子商取引などに最適なICカードの新製品として、CPUを内蔵した ICカードに暗号処理専用プロセッサ(コ・プロセッサ)を搭載した 「CZ-3017」を開発し、本日より営業活動を開始します。

 新製品は、コ・プロセッサを内蔵することで、ICカード側で暗号処理に関する 多量のデータを高速に処理することができ、より安全性の高い 公開鍵暗号方式(注1)を 採用したシステムに対応することができます。これにより、 インターネットなどを使用して、クレジットカード番号や個人情報を送受信する 電子商取引などの金融決済分野に応用することができます。

 なお、本製品は、通産省の「電子商取引推進事業」のプロジェクトの一つであり、 当社とビザ・インターナショナルが幹事会社を務める「スマート・コマース・ ジャパン」が97年度に行う実証実験で使用される予定です。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


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