携帯情報端末を用いた「在宅ケア支援システム/ALWAYS」の発売について

1997年1月27日

 当社は、寝たきりのお年寄りなどの被介護者に対して、ケアスタッフである 訪問看護婦、ホームヘルパー、医師らが最適なケアサービスを行うために、 ケアスタッフの情報共有を目的とする携帯情報端末を用いた 「在宅ケア支援システム/ALWAYS」を開発し、本日より営業活動を開始します。

 現在、国が中心となって進めている「新ゴールドプラン」(*1)では、 高齢者福祉社会の実現をめざし訪問看護ステーションの増設、ホームヘルパーの 増員などが計画されています。 特に「訪問看護ステーション」については既に全国約1,600ヶ所に 設置されるなど、体制の整備が進んでいます。在宅ケア支援活動では、 24時間のケアサービスを行うため、各スタッフがいつでも必要な情報を 取得し共有できることが求められています。「在宅ケア支援システム/ ALWAYS」は、各スタッフが自在に情報にアクセスできることでスタッフ間の 情報共有が可能であり、当社は、まず第一弾として「訪問看護ステーション支援 システム」の発売を開始します。

 なお、「訪問看護ステーション支援システム」は、3月4日から9日まで 有楽町駅前の東京国際フォーラムで開催する 「TOMORROW21東芝技術展」に出展する予定です。

(*1): 高齢化社会の到来を背景として、高齢者福祉サービスと高齢者介護施策の 充実のために、1994年12月に策定された厚生省の福祉プラン。在宅サービスの 複合化やネットワーク化などの介護サービス基盤の総合的整備やマンパワーの養成・ 確保対策などの基盤整備支援施策の実施が盛り込まれている。介護サービス基盤の 整備では、訪問看護ステーション、ホームヘルパーをそれぞれ1999年までに 5000ヶ所、17万人を設置・養成することなどが計画されている。


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