フィリピンにおける情報機器製造拠点のオープニングセレモニー開催について 1997年2月12日
当社は、急速な拡大が続く情報機器の需要に対応するため、95年7月に 「東芝情報機器フィリピン社」を設立しました。同社は、東芝グループにおける、 磁気ディスク装置、光ディスク装置、パソコン用マザーボード(ICなどを 組み込んだ実装基板)の製造拠点として、96年10月1日より生産を 開始しています。 同社で生産されるハードディスクドライブおよびCD-ROMドライブは、米国、 欧州をはじめ、日本を含むアジア各国にある東芝グループの販売拠点へ 供給されています。また、パソコン用マザーボードについては、当社の パソコンの生産拠点である、東芝アメリカ情報システム社アーバイン工場 (米国:カリフォルニア州)、東芝ヨーロッパ社レーゲンスブルグ工場 (独:バイエルン州)および、東芝青梅工場(日本:東京都)へ供給されています。 「東芝情報機器フィリピン社」では、97年度には、2.5型ハードディスク ドライブを年間340万台、光ディスク装置を年間620万台、パソコン用 マザーボードを年間36万枚生産する予定ですが、さらに、98年度には、 2.5型ハードディスクドライブを年間400万台、光ディスク装置を年間 640万台、パソコン用マザーボードを年間70万枚に生産を拡大させる計画です。 また、生産開始時に、830人でスタートした従業員数も、98年までに約 2,200人に増員する予定です。 光ディスク装置の生産については、現在生産しているCD-ROMドライブに 加えて、次世代の高密度、大容量メディアとして期待されているDVD-ROM ドライブの量産も行う予定で、パソコンなどの周辺機器だけでなく、マルチメディア 時代の最先端機器の生産も行う情報機器の主要製造拠点に発展する予定です。
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