台湾における複写機の販売拠点への資本参加について

1997年3月21日

 当社は、台湾における複写機の販売体制を強化するため、 当社の販売代理店である台芝商業機器股份有限公司(台芝)に 今回新たに資本参加を行いました。当社の出資額は3,900万台湾ドル(約1億5千万円)で、 台湾における複写機の販売会社へ出資するのは今回がはじめてになります。

 今回の資本参加に伴い、台芝の資本金を1億6,000万台湾ドルから1億9,000万台湾ドルに増資します。 出資比率は、当社が15.8%、アビリティ・インベストメント社が50.24%、台芝従業員が19.23%となります。

 当社は、アジア地域に対する複写機の販売については、 従来、代理店による販売活動を中心に行ってきました。ただし、 アジア地域の複写機市場は、今後の大きな成長が期待されていることから、 アジア地域の販売体制をさらに強化するため、 シンガポールの東芝シンガポール社や東芝データダイナミクス社、 香港のユナイテッドOA社を販売拠点とするとともに、生産拠点としては、 中国に東芝复印机 (深圳)有限公司を設立し、 アジア全体の複写機事業の強化を図ってきました。

 台湾市場においては、当社と台芝とは1989年に複写機の販売代理店契約を締結し、 複写機を中心にFAXや電話などの販売を行ってきました。 今回、当社が直接資本参加することにより、台芝との関係をより強化し、 今後、マーケティングやサービスをはじめとする種々のサポート体制を拡充し、 台湾における複写機事業の拡大を図る計画です。


台芝商業機器 股份有限公司(台芝)の 概要
所在地 中華民国(台湾) 台北市
会社設立 1982年10月
資本金 1億9,000万台湾ドル
出資者 アビリティ・インベストメント社50.24%、台芝従業員19.23%、東芝15.8%、 法人2社14.73%
事業内容 台湾における東芝OA機器の販売、保守、サービス
売上規模 420百万台湾ドル
従業員 122名


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