業界初の液晶テレビ専用信号処理ICの発売について

1997年3月31日

 当社は、液晶テレビ専用の信号処理用ICとして、 業界で初めて映像検波回路や音声周波数変換回路などを1チップ化した 「TA1209F」を開発し、本日からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、従来、 個別半導体を含めて複数のチップで構成していた車載用テレビを中心とした液晶テレビの信号処理回路を、 個別半導体の集積回路化や回路配置の最適化によって専用のICとして1チップ化しているため、 基板面積の小形化が可能になります。さらに、チップ厚を従来に比べて3分の1以下 (当社比)の2.7ミリメートルに薄形化しています。
 また、移動体での使用に対応するため、映像信号の増幅率を高めることによって、 映像入力感度を据置テレビ用ICに比べて約15デシベル向上(当社比)させています。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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