DDインバーターモーター

 従来、洗濯機では、モーター回転をベルトやギヤで伝達・減速して必要な回転力や回転数に調整していたため、 ギア音やベルトによる騒音が発生していました。 モーターの回転を直接洗濯槽に伝えるダイレクトドライブ方式は、 洗濯・脱水音を大幅に低減できる効果がありますが、洗いや脱水に必要な回転力を発生させるために巻線数を大幅に増やし磁力を強めることが必要で、 増加した巻線数の分だけモーターが大型化してしまうという課題がありました。

 新開発の「DDインバーターモーター」は、外側にローター(回転子)、 内側にステーター(固定子)があるアウターローター構造とすることでモーターの中心軸とローターの距離(モーターの半径)を大きくすることができ、 モーター全体を大型化することなく、強い回転力を発生させることができます。 このアウターローター構造の採用で、モーターの小型化を実現しながらダイレクトドライブ方式の実用化を可能にしました。


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