| 開発の背景と狙い ９７年度の洗濯機の国内市場は、前年度並みの約５００万台と堅調な需要が見込まれています。 中でも、全自動洗濯機の需要は前年度比１０１％の４２０万台、構成比８４％に達すると予測され、 二槽式洗濯機の買い替えから全自動洗濯機の買い替えに需要の中心が移ってきています。 また、大容量化も着実に進んできており、容量７kg以上の大容量タイプが全自動洗濯機の３０％程度を占めるものと見込まれています。 最近の傾向としては大容量化のほか、有職主婦の増加に伴い洗濯時間帯が深夜や早朝へと変化、 さらには、都市型住宅としての集合住宅の増加などにより、静かな全自動洗濯機が求められています。 新製品はこのようなニーズに対応して商品化されたもので、 ＤＤインバーターモーターの開発により、従来機種に比べ、極めて低い騒音レベルを実現し、 深夜や早朝でも音を気にせずに洗濯ができます。 また、当社独自の高精度センサー技術（からみまセンサー）により、布傷みの原因の一つである布からみも大幅に低減しました。
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