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EMV仕様ICカードと「SET1.0」を組み合わせた世界初のバーチャル・モール実験を開始 1997年7月25日
ビザ・インターナショナル
スマート・コマース・ジャパン(SCJ)(幹事会社:東芝、ビザ・インターナショナル)は、EMV仕様ICカードを利用し、
インターネット上での安全な取引を可能にするプロトコル「SET 1.0」に対応した、
バーチャル・モール実験を10月より順次開始します。この実験では、
本年5月31日にリリースされた「SET 1.0」を、ICカードでも利用できるようにしたCCEC(チップ・カード・エレクトロニック・コマース)を世界に先駆けて採用します。
また、日本独自の支払システムにも対応しており、消費者はニーズに合わせて様々な決済手段を使い分けることができるようになります。 また、12月には、SCJ参加企業の従業員を対象に、電子マネー「ビザ・キャッシュ」をインターネット上で使用する実験を開始します。 この実験では、小口決済に対応したモールを用意し、一枚のカードにクレジット機能と電子マネー機能を搭載し、 かつリアル/バーチャル双方において使用できる多機能型 ICカードを世界で初めて採用します。また、「ビザ・キャッシュ」のオンライン実験としても、 今夏開始予定のバンク・オブ・アメリカでの実験に続いて、世界で2番目となります。
インターネット上のショッピング・モールには、 阪急百貨店をはじめとする阪急東宝グループの各企業を中心に多数の加盟店が参加し、 阪急東宝クレジットサービスが、ショッピング・モール用のクレジット・カード(SCJペルソナVISAカード)5,000枚を発行します。 うち1,000名のモニターには、パソコンと接続して、ICカードを使ったインターネット・ショッピングを家庭から可能にする「ICカード・リーダライタ」を配布します。 さらに、大阪・神戸市内に街頭端末(インターネットキオスク)を30台設置。SCJのモニター会員は、 家庭からも街角からも、気軽にインターネットショッピングを楽しめるようになります。
電子決済、ペイメント・ゲートウェイ及びICカードの仕様はビザ・インターナショナルが提供し、 実験システムの構築は東芝が担当、ショッピング・モール「Click & Shop」は阪急電鉄が運営します。 東芝は、オンライン上でのモール・システムをネットスケープ・コミュニケーションズ、 SETおよびICカード対応の決済用システムをサイバーキャッシュと、それぞれ共同開発しています。
ショッピング・モールを運営する阪急電鉄は、95年8月より「O―Kini City」を立ち上げている。
今回のショッピング・モールは、この「O-Kini City」テナント、阪急東宝グループ中心に、数多くの物販・サービス予約メニューを用意し、
インターネット・ユーザの利便性を図るためテナント中心の見せ方ではなく、
商品ジャンルや購入者の生活シーンにあわせた商品分類を提供。
なお、SCJの実験に関しては、ホームページ(http://www.scj.or.jp)をご覧ください。
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