64ビットRISC形マイクロプロセッサコア「TX49」の商品化について

1997年9月25日

 当社は、ASIC(特定用途向けIC)への組み込み用64ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ)形マイクロプロセッサコア「TX49」を開発するとともに、 周辺回路を合わせた64ビットRISC形マイクロプロセッサ「TMPR4901F」を商品化します。

 新製品は、従来回路全体をひとつのクロックで動作させていたのに対し、 演算動作させるブロックごとにクロックを制御することによりチップ全体の消費電力を低減させています。 これにより、消費電力を3.3ボルト、150メガヘルツの動作時で1.5ワットと低消費電力化を図っています。

 今回開発した「TX49」は、米国ミップス・テクノロジー社のRISCアーキテクチャに基づくもので、 既に商品化している32ビットRISC形マイクロプロセッサ「TX39」を64ビット化し処理速度の高速化を図ったものです。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
主な仕様
お問い合わせ先


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。