英国Science Museum(国立科学・産業博物館)への後援活動について 1997年10月1日 ご参考 株式会社 東芝 当社は、英国の科学、産業に関する歴史的資料を展示、 保管している英国国立科学・産業博物館に対し後援を開始します。 当社は、現在世界的に推進している文化貢献活動の一環として英国国立科学・産業博物館に対し後援を行うものです。 また、この後援を通して英国の文化・科学に貢献するとともに、 次世代を担う子供達への教育にも貢献したいと考えています。 英国国立科学・産業博物館は、1857年に設立されたサウスケンジントン博物館から1909年に分離し設立されました。 現代社会の形成に貢献した科学、技術、医学など幅広い分野に関する1万点を超える展示物が陳列されている世界的に権威を有する博物館です。 年間162万人の入館者があり、英国の中で最も多くの学生が訪れる博物館の1つでもあります。 今回後援する内容としては、STEM (Students' and Teachers' Educational Materials[教材アイデアコンテスト])という同博物館が企画・運営するコンクールがあります。 これは同博物館の展示物を素材にした教材アイデアをインターネットを使って募集するというユニークなものです。 募集期間は本日から来年5月迄で、生徒と先生を対象にしています。 優秀作品は同博物館のホームページ上に掲載し、 他の学校の生徒や先生が科学の教材として活用したり、 コンピューター授業の素材にすることも可能になります。 また、来年1月から稼働予定のInfoPointという名称のネットワーク端末の設置にも協力します。 これは、この種の情報端末としては英国の博物館で初めて導入されるもので、 来館者に対して展示品や膨大なコレクションの解説、館内施設案内、 イベント情報などを提供するインタラクティブな端末です。 初年度は館内各所に5台、次年度以降30台に増設する予定で、 インターネットにも接続させる予定です。 その他に当社製のビデオウォールの製品提供も予定しています。 当社は、英国において、欧州総括事務所をロンドンに設置しているほか、 テレビ、VTR、エアコンなど家電製品の製造を行うとともに、 パソコンをはじめとする情報機器から半導体などの電子部品、 医用機器、エネルギー機器など幅広い分野で事業活動を展開し高い実績を上げています。 また、21世紀に向けた半導体技術開発の研究を目的として、 1991年ケンブリッジに基礎研究所を設立するとともに、 東芝フェローシップ制度として英国の若手研究者を当社研究部門に招聘するなど交流にも努めています。 英国における文化支援活動として、当社は1986年からロンドンのビクトリア・アルバート美術館に、 日本工芸品の展示を行う「東芝ギャラリー」を開設しています。 さらに、1987年からロンドン交響楽団のコンサートの後援、 1994年から3年間現代芸術の最先端の情報発信源であるICA(現代芸術協会)の後援を実施したりするなど、 幅広い分野で活動を行っています。 「Science Museum(英国国立科学・産業博物館)」概要
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |