開発の背景と狙い

 ICカードは、国際標準仕様(ISO/IEC7816、ISO9992)が制定されるとともに、 事実上の国際標準となっている規格統一(EMV仕様)がなされ、 さらに、97年4月に銀行業界の仕様(全銀協仕様)が決定されました。 今後、金融分野での急速な普及が見込まれており、 国内の金融決済のための電子商取引用のICカードの需要は、98年度で約90万枚、 2000年には約850万枚と大幅な伸長が見込まれています。
 当社は、キャッシュカードのIC化に対応するため、 EMVと全銀協の両仕様を採用したICカードを発売するものです。
 なお、新製品の投入により、当社は、CPUを内蔵したICカードのラインナップとして、 低価格タイプから高機能タイプまで6モデルを揃えることにより、 プリペイドカードから電子商取引の分野まで、市場の様々なニーズに対応していきます。


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