部品材料製品の販売会社の発足について

1998年3月23日

 当社は、部品材料事業の販売力強化と営業効率向上を図るため、 現在、当社の代理店である三和株式会社の株式を過半数取得し、 4月1日付で社名を東芝マテリアル販売株式会社に変更して、 当社部品材料製品の販売会社として営業活動を開始します。

 三和は、現在、当社の代理店として、情報・通信や自動車、家電、 OA機器をはじめとするさまざまな分野で使用されている特殊金属材料やファインセラミックス材料、 各種材料部品などの販売を行ってきています。
 今回、当社は、三和への出資比率を拡大し、 多数の代理店や取扱店の統括や工場への発注業務を直接行う当社の販売会社として位置づけることによって、 販売規模を拡大し、顧客サービスの向上、機動的な営業体制の構築を図っていきます。

 新会社の資本金は、4,500万円で、初年度の売上は60億円を見込んでいます。 また、営業拠点は当初、東京、名古屋、大阪の3箇所で、98年10月には仙台、富山、 松本、広島に設置する予定です。

 当社は、部品材料事業をエレクトロニクス産業の根幹として、 今後も成長が期待される分野と位置づけており、 部品材料の高機能化・高付加価値化に向けた製品開発を進めています。
 一方で、部品材料事業における営業体制については、 従来から直接販売と特約代理店などを通じた間接販売体制で進めてきましたが、 間接販売網の中には取扱規模の小さい代理店が多いため、効率上課題がありました。
 このような状況を改善するため、従来の間接販売体制に加えて、 今回、三和を新たに当社部品材料製品の取扱規模の小さい代理店や取扱店を統括する販売会社に変えます。 これによって、顧客からの受注管理や工場への発注手続を簡素化し、 多岐にわたる製品分野からのニーズに対してきめ細かで迅速な対応を行うとともに、 販売力の強化と営業効率の向上をめざしていきます。

新会社の概要
社名 東芝マテリアル販売株式会社
社長 岡部 越郎
本社所在地 東京都品川区南品川1-8-12
発足予定日 1998年4月1日
資本金 4,500万円
従業員数 発足時 40名 98年度末 45名
業容 特殊金属材料、ファインセラミックス材料、
電子部品などの販売
営業拠点 発足時 東京、名古屋、大阪
98年10月 仙台、富山、松本、広島


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