新製品の主な特長

  1. SVGA画像などの各種映像の信号ソースに対応
    投写管の電子レンズの当社従来比約30%の大口径化や、 投写レンズの改善などにより、フォーカス性能の向上を図るとともに、 50MHzまでの広帯域映像信号回路を搭載することなどにより、 パソコンなどの高精細なSVGA画像(800X600画素)を表示することが可能です。 また、従来機種同様、VGA画像(640X480画素)やNTSCやPAL方式の映像などの信号ソースにも対応できます。

  2. デジタルコンバーゼンス回路に自動補正機能を搭載
    RGBの位置調整を行う回路(デジタルコンバーゼンス回路)に、 入力信号周波数や画面の表示サイズの変更を行った場合に、 その周波数やサイズの変化に応じて自動的に位置ずれを補正する当社独自の自動補正回路を加えることにより、 色ずれの発生を低減することができます。 これにより、RGBの位置調整にかかる時間を短縮することができます。
    また、入力した映像にテスト信号を重ねた状態で、 実際の画像を確認しながらRGBの位置調整を行うこともできます。

  3. デジタルポイントシェーディング調整回路を搭載
    新開発のデジタルポイントシェーディング調整回路を採用することで、 画面の各部分の映像信号のレベルを個別に調整することを可能にし、 画面全体の色ムラや輝度ムラを抑えることができます。

  4. コントラストやホワイトバランスなどの画質の向上
    映像出力回路のダイナミックレンジを当社従来比で約30%拡大することでコントラスト感の改善を図るとともに、 新開発のホワイトバランストラッキング調整回路の採用により暗部から明部までの均一なホワイトバランスを可能にするなど、 画質の向上を実現しています。

  5. メンテナンス性の向上
    システムを組み上げた状態で、前面からスクリーンの取り付けや取り外しを行うことができ、 システムの組み上げ作業やメンテナンスが容易に行えます。

  6. 用途・場所に応じた設置が可能
    一体形は、積み上げるだけで短時間の据えつけができるとともに、堅牢性に優れ、 事前に2~3ユニットを組み立てた状態での運搬も可能です。
    伸縮形は、奥行き78cmの縮めた状態で容易に運搬ができるとともに、 保管にも場所を取りません。伸・縮状態をワンタッチで簡単にロックできます。

  7. RS―422方式による高速通信制御が可能
    パソコンでビデオウォールシステムを制御する場合、 プロジェクションユニット間の通信においては、RS―422方式を採用しています。 これにより通信距離の延長や高速通信制御に対応することを可能とし、 各種設定データなどをユニット側にダウンロードする場合などに通信の信頼性の向上や時間の短縮が図れます。

  8. リモコンによる容易な据付調整
    専用の調整用ワイヤードリモコン(CT-9802)を、システム内の1つのプロジェクションユニットに接続するだけで、 システム内全てのプロジェクションユニットの調整が可能です。 ユニットごとに調整用リモコンを接続する必要がなく、 調整作業を短時間に行うことができます。


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