商品化の背景と狙い

 ウォータークーラー全体の需要は年間6万台強あり、 その中で床置き形水道直結タイプは年間約2万台と堅実に推移しており、 今後は機器の更新による需要拡大が見込まれています。

 近年、おいしい水へのこだわりから飲料水に対する意識は年々高まってきており、 水道水を飲まずにミネラルウォーターを購入したり、 カルキ臭や不純物を除去する浄水装置を設置する例が増加しています。

 このような背景から、ウォータークーラーにも浄水機能の搭載が強く要望されており、 特に学校などの公共施設で多く設置されている床置き形水道直結タイプのウォータークーラーは、 常時監視できない場所に設置されている場合も多く、 長期休暇などの使用しない期間に冷却タンク内に滞留した水に雑菌が繁殖する恐れから、 よりおいしく衛生的な冷水を飲むことを可能にする機器が求められています。

 新製品はこうした市場環境を踏まえ商品化した学校、駅、 公共施設向けの床置き形水道直結タイプのウォータークーラーで、 浄水部を給水側ではなく冷却タンクと出水口の間に設け、飲む直前に浄水することにより、 よりおいしく衛生的な冷水を実現するものです。


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