中国におけるカラーテレビの生産開始に伴う開業式典について

1998年5月18日

 当社は中国におけるカラーテレビの製造・販売を行う合弁会社として「大連東芝電視有限公司」 を96年7月に設立し、97年12月から生産を開始しましたが、 本格生産の開始にあたり、本日現地大連市で開業式典を開催します。

 本日の開業式典には、大連市副市長 李永金、遼寧省人民政府省長助理 楊宝善を始めとする方々に加え、 当社から取締役社長 西室泰三、常務取締役 森健一が出席します。

 「大連東芝電視有限公司」は、年間100万台規模の生産能力を有しており、 現在は、21、25、29形のカラーテレビを生産していますが、 今後は34形およびプロジェクションテレビの生産を計画しています。 商品供給は、中国のみならず日本を含めたアジアを中心とした各国に販売を行う計画です。

 97年度のカラーテレビの世界市場は、 前年度比約104%の約1億1千900万台と着実な伸びを示しています。 特に中国の市場規模は97年度2000万台(106%)、 98年度2150万台(107%)に達し、 米国市場に匹敵する規模に発展すると見込まれています。

 今般本格的にカラーテレビの生産を開始した「大連東芝電視有限公司」の隣接地では、 既に東芝大連社がシャーシユニット、 チューナー等のテレビの基幹部品の生産を行っていることなどから、 東芝グループ全体としての生産拡大や、部品・材料の現地調達促進をはじめとした相乗効果を図り、 急速に拡大する中国市場のニーズに対応した製品の生産・販売体制を確立することを目指します。

新会社の概要

合弁相手の概要


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