背景と狙い

 全世界のPCサーバ市場は、企業の情報化投資、インターネット/イントラネットの加速的普及により、 97年は141%、98年も120%の成長が見込まれています。中でも米国の市場規模が最も大きく、 出荷台数で世界の約1/3を占めています。
 PCサーバは、ネットワークシステムの要としてシステム提案のキーコンポーネントになっており、 市場規模の大きい米国でのPCサーバ事業の展開は、 当社にとって、ノートPCやルーター等のネットワーク関連機器との相乗効果を引き出すことができます。
 また、PCサーバが基幹業務にまで導入されはじめており、 市場でのサーバに対する高信頼性と運用性、拡張性がますます重要視されてきている状況にあります。
 信頼性において、当社は開発当初からエントリークラスのサーバにも「冗長電源」、 「ハードディスクドライブのホットスワップ」、「RAID」の機能を提供しており、 新モデルはこれらの機能に加え、 サーバOSのダウン時でもハードウェアでサーバの状態を監視するツールを標準で装備し、 信頼性や運用性で一層の強化を図っています。 これによりPCシステムの基幹業務等への導入が加速すると思われます。 さらに、大規模基幹システムでは省スペースで複数台のサーバの管理が必要になるため、 ラックマウントモデルやラックオプションを提供するものです。


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