専用機械室を不要にできる標準形エレベーターの商品化について

1998年8月5日

 当社は、従来、エレベーター専用の機械室に設置されていたすべての機器を昇降路内およびエレベーターの出入口脇に配置することにより、 専用機械室を不要にできるマシンルームレスエレベーター「SPACEL(スペーセル)」10モデル20機種を開発し、本日より営業活動を開始します。

 新製品は、薄形巻上機や高密度実装技術を用いた薄形制御盤の採用によって、機械室を不要にできるため、 建築コストの低減や建築工期の短縮、スペースの有効活用が可能です。 また、エレベーター機器の重量はエレベーターのガイドレールを通じて、 建物最下部に加わるため、建物上部の構造をスリムにすることができます。

 新製品の標準価格は、住宅用・定員9人・速度毎分60メートル・6カ所停止の機種で約2,100万円で、 年間4,000台の販売を見込んでいます。


開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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