東芝、テックおよび東芝ライテックにおける複写機事業等の移管について 1998年8月27日 株式会社 東芝 株式会社 テック 東芝ライテック株式会社 東芝とテック(本店:静岡県大仁町、社長:久保光生)とは、 東芝グループ内における複写機、ファクシミリ、 プリンタなどの画像情報通信事業をテックに集中、 一元化し、市場環境の変化に対応した製品競争力強化と商品企画、開発の加速化を図るため、 平成11年1月1日を目途に、東芝の複写機事業をテックへ全面的に事業移管することで合意しました。 これにあわせて、テックは有償第三者割当増資を行い、 東芝がこれを引き受けて、東芝の持ち株比率を50%超とし、 テックは社名を東芝テックへ変更します。 また、テックと東芝ライテック(本店:東京都品川区、社長:加納忠男)とは、 照明器具の開発から製造、販売に至るリソースの効率的な活用、 事業の集中による市場競争力の強化を図るため、平成11年1月1日を目途に、 テックが行っている製造を中心とした照明器具事業を東芝ライテックへ移管し、 東芝グループにおける照明事業を東芝ライテックに集約することで、合意に達しました。 東芝からテックへの複写機事業移管 東芝の複写機事業は、新技術の開発、海外での工場設立や販売網の整備などの事業インフラを構築して、 グローバルに事業の拡大と収益の確保に努めてきました。 一方、ファクシミリとプリンタ事業は、 1994年4月に東芝とテックの2社で分担していた事業をテックに集約、 一元化を行い、同社において開発から製造、販売までの一貫体制の中で事業を進めています。 複写機事業は、デジタル化、カラー化が急速に進展しており、 ファクシミリやプリンタとの複合化とコンピュータネットワークへの接続等により高度情報化社会に欠かせない分野として発展することが見込まれています。 東芝とテックのそれぞれが保有する画像情報通信事業分野における製品開発力や製造技術力を統合し、 事業運営を一元化することにより、商品企画・開発等を集中化、 専業化して開発の促進と競争力強化を図り、 市場環境の変化と市場規模の拡大にあわせたグローバルな事業体制を構築します。 なお、これに合わせて、複写機関係の米国、フランス、 中国にある東芝グループ海外現法の開発・製造部門についても、 今回の事業移管を完了した後に、国内と同様にテックグループの経営傘下への移管を進める予定です。 テックから東芝ライテックへの照明器具事業移管 現在、施設用の蛍光灯器具等の照明器具は、テックが主として製造を行ない、 東芝ライテックが販売を行なっています。 今回の事業移管により、東芝ライテックが照明に関わる基礎研究から商品開発、 製造、販売等一貫した事業運営を行なうことになります。 東芝テックの概要 テックは、社名を東芝テックへ変更するとともに、今回の二つの事業再編により、 今後大きく発展が期待される複写機・ファクシミリ・プリンタを一元化した画像情報通信事業と、 POSシステムを中心にした流通情報システム事業の二つの柱を中心として、 東芝グループの情報・通信システム分野を分担する中核会社として、 事業運営を進めていくことになります。
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