非接触で書き込み、読み込みが可能な無線カード/タグ用LSIの発売について

1998年11月12日

 当社は、情報の書き込み、読み出しを非接触で行うことができる無線カード/タグ用LSIとして「JT6N46S」および「JT6N38S」2品種を開発し、 本日からサンプル出荷を開始します。

 無線カード/タグシステムは、無線電波を用いることで非接触で情報の書き込み、 読み出しができ、接点式の記憶媒体に比べ摩耗がないため、 メンテナンスの省力化や外部環境に強いなどの特徴があり、 応用分野に応じた形状をとることが可能で、物流、入退室管理など、 幅広い分野への適用することができます。

 新製品は、アンテナとコンデンサからなる共振回路を組み合わせることによりリーダライタから送信される電波から動作電源を生成します。 このため、カード/タグ側に電源を必要せず、通信を行うことが可能です。 また、メモリ内にかかれたキーの照合により、データの書き込みや読み出しの許可、 不許可を判断するセキュリティ機能を搭載しています。 さらに、複数のカード/タグをリーダライタで識別させ同時に読み取らせることのできる高速マルチリード機能を搭載しているので、 識別効率の向上を実現できます。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


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