新製品の主な特長

  1. 被験者等の負担軽減

    1) Cアームと(オメガ)アームの2つを組み合わせて、 一度に2方向から被験者の心臓血管を透視・撮影することで、 注入する造影剤の量を半分にし被験者の負担を軽減できます。
    2) Ta(タンタル)を素材とした当社独自のX線低減フィルターを採用しており不要なX線を遮断するため、 被験者と医師の被曝量を低減できます。

  2. 操作性の向上

    1) カテーテル操作者はカテーテルを血管内に進めると共に、 自ら撮影角度を設定します。ハンドグリップタイプの操作レバー「ワンハンドグリップ」により、 C/アームの角度からテーブルの操作まで、片手でブラインド的に操作できるようにしました。
    2) 複雑な角度のバイプレーンのセッティングをメモリーしてワンタッチに再現することができる 「オートポジショニング」機能を採用しました。

  3. 検査スピードの向上

    1) バイプレーンでの同期回転速度を10。/sと従来に比べ30%アップさせました。
    2) アームを停止してCアームだけをセットした場合、20。/sと従来の2倍の速度で操作できるようにしました。
  4. C/アームの自由度

    1) Cアームとアームは、 それぞれ独立して透視角度が設定できなくてはなりません。 そのために三次元CADにより、2つのアームが接近しても干渉しにくい構造を追求しました。
    2) アームは天井走行によるX軸/Y軸方向、 X線管の上下機構によるZ軸方向と3次元的に自由度を持たせました。 これによりCアームとアームで独立して最適なフレーミングができるようにしました。 この機能は特に先天性心疾患で有用と言われています。


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