GE、日立、東芝 三社合弁による国際原子燃料合弁会社の設立について

1999年4月12日

ゼネラル・エレクトリック社
株式会社日立製作所
株式会社東芝

 現在、米国ゼネラル・エレクトリック社(GE)、株式会社日立製作所、 株式会社東芝の三社は、原子燃料の営業、設計、 開発ならびに製造を行う国際燃料合弁会社の設立に関し鋭意検討を進めております。 今後合弁設立に関わる詳細契約に調印し、国の許認可などの手続を経て、 本年中に新会社を発足させる計画です。

 この新会社は、現在三社が持つ燃料製造合弁会社日本ニユクリアフユエル株式会社(JNF)及び、 GEが米国ウィルミントンに持つ燃料製造工場をベースとし、 これまで独立していた三社の原子燃料の営業、設計、開発部門を移管して、 日米に拠点を持つ合弁会社とするものです。顧客のコストダウンへのニーズに応えるため、 効率的な運営と総合力の向上を目指し、よりコストパフォーマンスに優れ、 信頼性の高い原子燃料とサービスを提供する事により、 国内外の市場でのグローバルな競争に備える事が目的です。

 GE、日立、東芝三社は1967年にJNFを設立して以来、 約6万体におよぶ原子燃料を国内の顧客に納入し、世界に比類の無い高い信頼性を達成しています。 GEのウィルミントン燃料工場からは、これまで米国及び世界各国向けに燃料を発送し、 その安定した品質は高い評価を受けています。 新会社はこれまでに築き上げた良好な実績をベースに、 より一層顧客に満足いただける市場競争力に優れた製品とサービスの提供に努力する所存であります。


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