TVやオーディオ機器などで、臨場感のある音場効果を再生できる立体音場(3D)サウンドICの発売について

1999年4月20日

 当社は、TVなどで臨場感のある音声を再現できる米国SRS社(SRS Labs,Inc.) のサウンドリトリーバルシステム(SRS(R):Sound Retrieval System(R))を採用した、 3DサウンドIC「TA2136F/N」2モデルを開発し、本日からサンプル出荷を開始します。

 新製品をTVやオーディオ機器などに組み込むことにより、 従来のモノラル再生やステレオ再生(2つのスピーカによる音声)時において、 体感できなかった臨場感や立体的な音場効果をつくりだすことができます。
 また、ステレオ再生時においては、 スイートスポットのない信号再生のため視聴者はスピーカからの位置にかかわらず、 中心にいる場合と同様に最適なバランスでステレオ再生を聞くことができます。

 新製品は、3Dステレオと3Dモノラルの各機能に対応しており、 また、ステレオとモノラルの信号処理を内部で共通化して1チップ化を実現し、 抵抗やコンデンサなどの外付け部品の削減を図っています。 このため、回路基板の小型化を図ることができ、小型のオーディオ機器やPC、 ゲーム機などでの3Dサラウンドシステムに最適です。


新製品の概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


    SRSおよびSRS記号はSRS Labs, Inc.の米国、および諸外国における登録商標です。
    SRS技術を使用する場合はSRS Labs, Inc.とのライセンス契約が必要です。

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