IP(*1)流通システムの開発と実証実験を行う「IP Highwayコンソーシアム」を設立 1999年6月30日
富士通株式会社
富士通株式会社、松下電器産業株式会社、ソニー株式会社、株式会社東芝、 メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社の5社は、業界で初めて、I P流通システムの開発と実証検証を行う「IP Highwayコンソーシアム(理事長:星川 龍輔・富士通(株)取締役)」を設立し、 このほど活動を開始いたしました。 近年、システムLSIは、大規模化と高機能化に伴い、 設計期間の長期化が大きな課題になっております。 現在、システムLSIに組み込まれるIP(Intellectual Property:機能ブロック)の仕様について、 データの形式や手順が標準化されておらず、IPの効率的な流通を困難にする要因となっておりました。 そこで、本コンソーシアムは、「IP流通の促進」と「システムLSIの短期間設計の実現」を目的に、 これらを実現することにより、設計者は必要なIPを容易にかつタイムリーに入手可能となり、 IP流通は大幅に促進され、システムLSIの短期間設計が実現できます。 本コンソーシアムの事業は、通産省平成10年度第3次補正予算として実施される、 IPA(情報処理振興事業協会)事業の一環であり、その活動成果は、平成12年8月末に、 「IP流通システムの実証実験報告」としてIPAに提出いたします。 また、策定された技術仕様は、今後の世界標準とするために、 VSIA(*2)(Virtual Socket Interface Alliances)、 VCX(*3)(Virtual Compornent Exchange)等に提案してまいります。
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