プリンターなどのOA機器向け32ビットRISCマイコンの新製品の発売について

1999年9月20日

PCIやDMAコントローラを搭載

 当社は、PCI*1コントローラやDMAコントローラ*2などを搭載することで、 プリンターなどの各種OA機器における処理速度の高速化や機器の小形化に対応することのできる32ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ)マイクロプロセッサ「TMPR3927F」を商品化し、 本日よりサンプル出荷を開始します。
 なお、11月には月産10万個の規模で量産を行なう予定です。

 新製品は、0.25μmプロセスの微細加工技術を採用するとともに周辺機能を強化した「TX39/H2」をコアとし、動作周波数133メガヘルツに対応しています。
 また、CPUに内蔵の1次キャッシュメモリの容量を拡張*3し、 これによりキャッシュのヒット率を向上することで命令処理の高速化を図ることができます。

*1: PCI(Peripheral Component Interconnect)
コンピュータにおけるバスアーキテクチャの1つ
*2: DMA(Direct Memory Access)コントローラ
CPUを介さずに外部メモリや周辺回路間でデータを転送する場合にそれを制御する回路。
*3: 命令キャッシュを8Kバイト、データキャッシュを4Kバイトにまで拡張しています。


新製品の概要
開発の背景とねらい
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。